江戸幕府を震撼させた「島原・天草一揆」という歴史的事件に、熊本藩がどのように対応したのかを詳細に記録した史料集『細川家文書 島原・天草一揆編』。熊本大学永青文庫研究センターが編纂し、歴史学専門出版社の吉川弘文館から「永青文庫叢書」の一冊として刊行されました。本書は、未公開史料を含む細川家ゆかりの古文書・古記録を収録し、近世史や日本キリスト教史研究に新たな光を当てる貴重な資料となっています。
細川家文書 島原・天草一揆編の基本情報
| 書名 | 細川家文書 島原・天草一揆編 |
|---|---|
| 著者 | 熊本大学永青文庫研究センター |
| 出版社 | 吉川弘文館 |
| 発売日 | 2020年02月17日頃 |
| ISBN | 9784642015790 |
| シリーズ | 永青文庫叢書 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 25,300円(税込) |
細川家文書 島原・天草一揆編はどんな本?
本書は、江戸幕府を揺るがした島原・天草一揆において、最前線で対応した熊本藩の動向を伝える細川家伝来の古文書・古記録を収録した史料集です。藩主細川忠利が大軍を率いて幕府軍として参陣した際の、蜂起の様子、大名間の連携、城攻めに向けた人員動員と物資調達、激しい交戦、処罰と論功行賞、そして戦後の地域復興に至るまで、多岐にわたる記録が未公開史料も含めて収録されています。 近世史や日本キリスト教史の研究者にとって、事件の全貌を多角的に理解するための必備の資料集として位置づけられます。
細川家文書 島原・天草一揆編の内容と読みどころ
特徴1:未公開史料の収録
細川家に伝わる古文書・古記録の中から、これまで公開されていなかった史料も多数収録されており、新たな歴史的知見をもたらします。
特徴2:熊本藩の視点からの詳細な記録
島原・天草一揆における熊本藩の具体的な対応、藩主細川忠利の参陣、物資調達、戦後の復興策など、藩の内部事情が詳細に描かれています。
特徴3:近世史・日本キリスト教史研究の必備資料
一揆の発生から終結、そしてその後の影響までを網羅した内容は、近世史研究者だけでなく、日本キリスト教史研究者にとっても不可欠な一次史料を提供します。
この本がおすすめの人
この書籍は、日本近世史、特に島原・天草一揆に関心を持つ研究者や学生に強く推奨されます。また、熊本藩細川家の歴史や、江戸時代の大名による危機管理、地域復興のあり方について深く探求したい方にも適しています。日本キリスト教史における禁教政策や、当時の社会情勢を一次史料から読み解きたい専門家にとっても、必携の一冊となるでしょう。
細川家文書 島原・天草一揆編の評判・口コミ
『細川家文書 島原・天草一揆編』は、歴史学専門出版社の吉川弘文館から刊行されている「永青文庫叢書」の一冊として、学術的な価値が非常に高いと評価されています。 熊本大学永青文庫研究センターが編纂を手掛けていることから、史料の厳密な調査と翻刻が保証されており、研究者からは信頼性の高い資料集として認識されています。 特に、未公開史料が含まれている点や、島原・天草一揆という重大事件に対する熊本藩の対応を詳細に記録している点が、近世史や日本キリスト教史研究における新たな視点を提供すると評価されています。
細川家文書 島原・天草一揆編の著者情報
本書の編纂は、熊本大学永青文庫研究センターが行っています。このセンターは、熊本大学附属図書館に寄託されている永青文庫史資料、すなわち旧熊本藩主細川家や筆頭家老松井家に伝来した古文書・古記録を専門に調査研究するために、平成21年(2009年)に発足しました。 永青文庫資料の目録作成や重要資料の出版活動に積極的に取り組んでおり、細川家に関する人文社会科学系の基礎的・学際的研究の発展に寄与しています。
細川家文書 島原・天草一揆編の出版社情報
吉川弘文館は、安政4年(1857年)創業の老舗出版社で、日本史関連を主軸とした人文図書の出版を専門としています。 明治時代には『古事類苑』や『大日本史』、戦後には『人物叢書』や『国史大辞典』など、数多くの史料集や辞典類を刊行し、日本史学の発展に大きく貢献してきました。 「永青文庫叢書」もその一つであり、歴史研究の成果を学術的に価値のある形で世に送り出すという、同社の出版方針を体現するシリーズです。
細川家文書 島原・天草一揆編を購入する前に確認したい情報
発売日は2020年02月17日頃、ISBNは9784642015790です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
細川家文書 島原・天草一揆編の書評まとめ
『細川家文書 島原・天草一揆編』は、島原・天草一揆という歴史的事件を、熊本藩細川家の一次史料から深く掘り下げた、学術的価値の高い史料集です。未公開史料を含む詳細な記録は、近世史や日本キリスト教史の研究に不可欠な情報を提供します。専門的な研究を進める方や、歴史の真実に迫りたいと願う読者にとって、この上ない資料となるでしょう。


