演劇史研究の第一人者である大笹吉雄氏が、生涯をかけて取り組んだ大著『日本新劇全史』。その第一巻は、明治期から終戦までの激動の時代における日本の新劇の誕生から発展、そして変遷を克明に辿ります。西洋演劇の受容から始まり、築地小劇場設立、さらには政府の弾圧下での演劇運動など、日本の近代演劇が歩んできた軌跡を、膨大な資料を駆使して描き出しています。演劇ファンはもちろん、日本の近代史に関心のある読者にとっても、必読の一冊と言えるでしょう。
日本新劇全史 第一巻の基本情報
| 書名 | 日本新劇全史 第一巻 |
|---|---|
| 副題 | 明治〜終戦 |
| 著者 | 大笹 吉雄 |
| 出版社 | 白水社 |
| 発売日 | 2017年09月02日頃 |
| ISBN | 9784560094136 |
| ジャンル | エンタメ・ゲーム |
| 価格 | 33,000円(税込) |
日本新劇全史 第一巻はどんな本?
『日本新劇全史 第一巻』は、演劇評論家・大笹吉雄氏による、明治から終戦までの日本新劇史を網羅した壮大な研究書です。本書は、西洋演劇の翻案・翻訳から始まった日本の新劇が、小山内薫らによる築地小劇場を拠点に発展し、政府の弾圧や社会情勢の変化の中で変容していく様を、詳細な史料に基づいて描き出しています。川上音二郎、坪内逍遥、島村抱月、小山内薫といった近代演劇の礎を築いた人物たちの活動や、文学座、俳優座といった劇団の誕生、そして多くの劇作家や俳優が直面した困難な時代背景まで、事実に即した淡々とした筆致で、舞台の姿を追っていきます。歴史の真実を語る迫力に満ちた一冊です。
日本新劇全史 第一巻の内容と読みどころ
特徴1
明治期、西洋演劇の受容から始まった新劇の黎明期を詳細に解説。
特徴2
築地小劇場設立とその後の演劇運動の展開を、史料に基づき克明に記述。
特徴3
政府の弾圧や社会変動の中で変遷した新劇の歴史を、事実に即して描き出す。
この本がおすすめの人
日本の近代演劇の歴史に深く触れたい方。明治から終戦にかけての文化史や社会史に関心のある方。演劇史研究者や学生にとって、基礎資料として不可欠な一冊となるでしょう。また、演劇界の重鎮がライフワークとして紡いだ渾身の歴史書として、演劇愛好家にもおすすめです。
日本新劇全史 第一巻の評判・口コミ
演劇界の重鎮が生涯をかけたという評価がなされており、第一級の基礎資料として高く評価されています。膨大な新聞記事や劇評、文献を駆使し、舞台の姿を追う著者の筆致は、歴史の真実を語る迫力に満ちているという感想が見られます。近代演劇の誕生から終戦までの歴史を俯瞰できる点や、政府の弾圧下での演劇運動の変遷を描いている点に注目するレビューがあります。
日本新劇全史 第一巻の著者情報
大笹吉雄氏は1941年大阪府生まれの演劇評論家です。著書に『日本現代演劇史』(サントリー学芸賞)、『花顔の人・花柳章太郎伝』(大佛次郎賞)、『女優二代』(読売文学賞)、『最後の岸田國士論』(芸術選奨文部科学大臣賞)など多数。演劇誌の編集者としても活躍し、多くの芝居を見てきました。本作『日本新劇全史』は、演劇界の重鎮が開陳する、生涯をかけた渾身の近現代演劇史です。
日本新劇全史 第一巻の出版社情報
白水社は、1925年(大正14年)創業の出版社です。特に外国文学の翻訳出版で知られ、戯曲、小説、詩集などを多数刊行しています。また、演劇、美術、音楽、映画などの芸術分野に関する専門書や、歴史、思想、文化に関する書籍も幅広く手がけています。本書『日本新劇全史』は、同社の専門性の高さを象徴する一冊と言えるでしょう。
日本新劇全史 第一巻を購入する前に確認したい情報
発売日は2017年09月02日頃、ISBNは9784560094136です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
日本新劇全史 第一巻の書評まとめ
『日本新劇全史 第一巻』は、日本の新劇が産声を上げ、激動の時代を生き抜いてきた軌跡を、膨大な史料に基づいて克明に記した貴重な記録です。演劇史における重要な転換点や、その背景にある社会情勢までを深く理解したい読者にとって、まさに必携の書と言えるでしょう。演劇ファンのみならず、近代史に関心のある方にも手に取っていただきたい一冊です。


