【書評】箱式石棺|茂木雅博|同成社

本ページはプロモーションが含まれています
箱式石棺 9784886217158 同成社 パッケージ画像

弥生時代から古墳時代にかけて日本列島で広く見られた埋葬施設「箱式石棺」について、考古学者である茂木雅博氏が半世紀にわたる研究の集大成として著したのが本書『箱式石棺』です。 茨城県をはじめ列島各地で発見される箱式石棺の全貌に迫り、その歴史的意義を深く考察しています。考古学研究者だけでなく、日本の古代史や埋葬文化に関心を持つ人々にとって、貴重な知見を提供する一冊となるでしょう。

箱式石棺の基本情報

書名 箱式石棺
著者 茂木雅博
出版社 同成社
発売日 2015年12月20日頃
ISBN 9784886217158
ジャンル 人文・思想・社会
価格 22,000円(税込)

箱式石棺はどんな本?

本書『箱式石棺』は、弥生時代から古墳時代にかけて日本列島のほぼ全域で盛行した「箱式石棺」に焦点を当てた専門書です。 著者の茂木雅博氏が長年にわたり抱き続けた情熱と研究の成果が結実したもので、約3400基に及ぶ箱式石棺の報告書を渉猟し、詳細な集成表を作成しています。 箱式石棺の定義、研究史、日本における分布、弥生時代から古墳時代にかけての変遷、構築法、副葬品、さらには方形・円形周溝墓や方形台状墓、四隅突出型墳丘墓との関連性など、多角的な視点からその性格と歴史的意義を明らかにしています。 考古学研究におけるエポックメイキングな一冊として位置づけられています。

箱式石棺の内容と読みどころ

特徴1

弥生時代から古墳時代にかけての箱式石棺について、約半世紀にわたる著者の研究成果が凝縮されており、その全貌を体系的に理解できる点です。

特徴2

日本列島各地で発見された約3400基もの箱式石棺に関する報告書を網羅し、詳細な集成表を作成しているため、網羅性と資料的価値が高い点です。

特徴3

箱式石棺の定義から研究史、分布、時代ごとの特徴、構築法、副葬品、他の埋葬施設との関連性まで、多角的な視点からその歴史的意義を深く考察している点です。

この本がおすすめの人

この本は、日本の考古学、特に弥生時代から古墳時代の埋葬文化に関心のある研究者や学生に特におすすめです。また、古代史や地域の歴史を深く学びたいと考える一般の読者にとっても、専門的な知見を得るための貴重な資料となるでしょう。考古学の専門用語に抵抗がなく、詳細なデータや論考を通じて古代の埋葬文化を深く探求したい方に適しています。

箱式石棺の評判・口コミ

『箱式石棺』は、茂木雅博氏の長年の研究が結実した専門書として、考古学分野で高い評価を受けています。 特に、弥生時代から古墳時代にかけての箱式石棺に関する膨大なデータを網羅し、詳細な集成表を提示している点は、研究者にとって非常に価値のある資料と見なされています。 その内容の網羅性と学術的な深さから、この分野の基礎研究として不可欠な一冊であるという声が聞かれます。一般の読者向けのレビューは多くありませんが、専門性の高い内容にもかかわらず、古代の埋葬文化への情熱が伝わるという感想も見られます。

箱式石棺の著者情報

茂木雅博氏は1941年茨城県生まれの考古学者で、茨城大学名誉教授、元土浦市立博物館館長を務めました。 國學院大學文学部を卒業後、茨城大学で教鞭を執り、1994年には「古墳時代寿陵の研究」で博士(歴史学)の学位を取得しています。 専門は古墳時代研究で、特に前方後方墳や天皇陵に関する著書を多数発表しており、その研究は日本考古学界に大きな貢献をしてきました。 本書『箱式石棺』は、茂木氏が少年時代に古墳発掘現場で箱式石棺を目にした際の感動を原点とし、半世紀にわたる情熱を注ぎ込んだ研究の集大成として位置づけられています。

箱式石棺の出版社情報

同成社は、東京都千代田区に本社を置く出版社で、1979年に創業しました。 考古学の学術書を中心に、歴史書や特別支援教育関連の書籍も手掛けています。 専門性の高い人文図書の出版に強みがあり、日本の考古学・歴史学研究に貢献する書籍を多数刊行しています。 「日本の遺跡」シリーズなど、特定のテーマを深く掘り下げた叢書も発行しており、学術的な知見を社会に広く伝える役割を担っています。

箱式石棺を購入する前に確認したい情報

発売日は2015年12月20日頃、ISBNは9784886217158です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

箱式石棺の書評まとめ

『箱式石棺』は、日本の古代における埋葬文化、特に箱式石棺に関する網羅的な研究書であり、この分野の専門家や深く学びたいと考える読者にとって必携の一冊です。著者の長年にわたる情熱と詳細なデータに基づいた論考は、古代史研究に新たな視点をもたらすでしょう。専門性が高いため、ある程度の予備知識を持つ読者が、より深く古代の埋葬文化を探求する際に検討すべき書籍です。

タイトルとURLをコピーしました