写真家・大木茂氏による大著『ディスカバード・ジャパン 鉄道沿線に見るこの国の姿、今昔』が現代書館より刊行されました。本書は、1962年から約10年間、日本全国の鉄道沿線を撮影し続けた著者が、2016年から再び同じ地点に立ち、半世紀以上の時を経て日本の風景がどのように変化したかを定点観測した記録です。鉄道写真を通して、高度経済成長期から現代に至る日本の変遷を鮮やかに描き出しています。
ディスカバード・ジャパンの基本情報
| 書名 | ディスカバード・ジャパン |
|---|---|
| 副題 | 鉄道沿線に見るこの国の姿、今昔 |
| 著者 | 大木 茂 |
| 出版社 | 現代書館 |
| 発売日 | 2026年05月27日頃 |
| ISBN | 9784768459911 |
| ジャンル | ホビー・スポーツ・美術 |
| 価格 | 7,700円(税込) |
ディスカバード・ジャパンはどんな本?
『ディスカバード・ジャパン』は、鉄道写真家の大木茂氏が16歳だった1962年から約10年間で撮影した鉄道沿線の風景と、2016年から10年をかけて再訪し、ほぼ同じアングルで撮影した写真を対比させることで、日本の半世紀にわたる変化を浮き彫りにするフォトエッセイ集です。 北海道から鹿児島まで、234地点(+64地点)の定点観測を通じて、蒸気機関車から短い列車への変化、通勤・通学者の減少、手入れされなくなった田畑や山など、一見「豊かになった」とされる日本の裏側にある荒廃した風景を提示しています。 タイトルには「日本を剥がす」という意味が込められており、写真約1,000点とともに、この国の真の姿を問いかけます。
ディスカバード・ジャパンの内容と読みどころ
特徴1
半世紀以上の時を経て同じ場所を撮影した新旧の写真が対比されており、日本の風景がどのように変化したかを視覚的に捉えることができます。
特徴2
鉄道沿線の風景を通して、蒸気機関車から現代の列車への変化だけでなく、人々の暮らしや地域の変遷、手つかずになった自然など、多角的な視点から日本の社会の変化を読み解くことができます。
特徴3
約1,000点に及ぶ写真・図版が収録されており、北海道から鹿児島まで広範囲にわたる日本の鉄道沿線の姿を詳細に記録しています。
この本がおすすめの人
鉄道写真や日本の風景写真に興味がある方、特に鉄道の変遷を通じて日本の社会や文化の移り変わりを感じたい読者におすすめです。歴史や社会学に関心があり、写真という視覚的な資料から半世紀にわたる日本の変化を考察したい方にも適しています。また、旅や地域文化に関心があり、かつての日本の姿と現在の姿を比較してみたい方、そして写真家・大木茂氏の作品世界に触れたい方にも響くでしょう。
ディスカバード・ジャパンの評判・口コミ
『ディスカバード・ジャパン』は、「世に鉄道本は多いが、本書は類例がない」と評される大著です。 500ページを超えるボリュームで、見開きに新旧2枚の写真が上下に並び、半世紀の沿線風景の変遷が一目瞭然である点が評価されています。 読者からは、鉄道沿線の風景から日本列島の半世紀が鮮明に見えてくるという声や、かつて鉄道があった場所、仕事があった場所、人がいた場所の変化に感慨を覚える感想が見られます。 「鉄道写真の神様」と呼ばれる著者による、比類なきフォトエッセイ集として注目を集めています。
ディスカバード・ジャパンの著者情報
大木茂(おおき しげる)氏は、1947年東京生まれのフリーカメラマン、鉄道写真家です。 早稲田大学理工学部を卒業後、写真は独学で習得しました。 高校時代に蒸気機関車の魅力に取り憑かれ、写真を撮り始め、大学時代には写真集『北辺の機関車たち』を共著で出版し、高い評価を受けました。 朝日新聞を中心に報道写真や各種写真出版物で活躍し、海外取材も数多くこなしています。 鉄道写真における「ズーム流し」技法を考案したことでも知られ、モノクロームの鉄道写真には定評があります。 近年は日本映画のスティル写真撮影も手がけるなど、幅広いジャンルで活動しています。
ディスカバード・ジャパンの出版社情報
現代書館は、1967年に東京・飯田橋で創業した日本の出版社です。 「知識を専門家だけのものにせず、いかに分かりやすく伝えるか」を出版活動の原点としています。 教育、福祉、人文、社会、写真集など幅広い分野の出版物を刊行しており、特に「フォー・ビギナーズ・シリーズ」や「シリーズ藩物語」などが有名です。 また、季刊「福祉労働」やフェミニズム系の論文誌『シモーヌ』なども刊行しており、広い領域で多彩な本の出版が評価されています。 2021年には第37回梓会出版文化賞特別賞を受賞しました。
ディスカバード・ジャパンを購入する前に確認したい情報
発売日は2026年05月27日頃、ISBNは9784768459911です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
ディスカバード・ジャパンの書評まとめ
大木茂氏の『ディスカバード・ジャパン』は、半世紀にわたる日本の鉄道沿線の風景を定点観測した貴重な写真集です。単なる鉄道写真集に留まらず、日本の社会や経済、人々の暮らしの変化を深く考察できる一冊として、幅広い読者層に訴求するでしょう。過去と現在を比較することで、日本の「豊かさ」の裏側にある変化に気づき、多角的な視点を得たい方に特におすすめです。


