【書評】ロシア文化事典|沼野 充義/望月 哲男/池田 嘉郎|丸善出版

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2019年10月に刊行された『ロシア文化事典』は、沼野充義氏、望月哲男氏、池田嘉郎氏が編集代表を務め、国内外で活躍する205名の研究者・実務家が執筆に参加した、ロシア研究の集大成とも言える一冊です。ロシアという隣国でありながら、その実像は未だ多くの謎に包まれているという現状に対し、本書は歴史、文化、思想、生活など多岐にわたる側面から、ロシアの深層に迫ります。ワンテーマで見開き完結の構成で、専門知識がない読者でも興味を持って読み進められる工夫が凝らされています。

ロシア文化事典の基本情報

書名 ロシア文化事典
著者 沼野 充義/望月 哲男/池田 嘉郎
出版社 丸善出版
発売日 2019年10月31日頃
ISBN 9784621304136
ジャンル 人文・思想・社会
価格 22,000円(税込)

ロシア文化事典はどんな本?

『ロシア文化事典』は、ロシアの歴史、大地と人、信仰、民衆文化、生活、食、娯楽、言葉、文学、舞踏、演劇、映画、美術、建築、音楽、思想、学術・技術、そしてロシアと世界、ロシアと日本といった全17章、362項目にわたる網羅的な解説を提供する事典です。国内外の第一線で活躍する研究者や実務家205名が執筆を担当し、これまでの研究蓄積と最新の研究動向を反映させながら、ロシアの多様な側面を深く掘り下げています。各項目が見開き2ページで完結するため、興味のあるテーマから気軽に開いて読むことができ、ロシアという複雑で魅力的な国への理解を深めるための手引きとなるでしょう。

ロシア文化事典の内容と読みどころ

特徴1

歴史から日常生活まで、ロシアのあらゆる側面を網羅した362項目。

特徴2

国内外の第一線で活躍する205名の研究者・実務家が執筆に参加。

特徴3

見開き2ページ完結の構成で、専門知識がなくても読みやすい工夫。

この本がおすすめの人

ロシアの歴史や文化に興味がある方、隣国でありながらもその実像が掴みにくいと感じている方、ロシアについて体系的に学びたいと考えている方におすすめです。また、文学、芸術、思想、社会など、特定の分野に関心がある読者も、その分野の項目から深く掘り下げて知識を得ることができます。ロシア研究者や学生はもちろん、一般読者にとっても、ロシアへの理解を深めるための貴重な一冊となるでしょう。

ロシア文化事典の評判・口コミ

『ロシア文化事典』は、ロシア研究の第一人者たちが結集して編纂された、日本で初めての大規模なロシア文化事典として注目されています。国内外の研究者200名以上の執筆による網羅的な内容と、見開き完結で読みやすい構成が評価されており、ロシアの歴史、文化、社会、思想など多岐にわたるテーマを深く理解できる点が、多くの読者から支持されています。特に、ロシア革命から現代に至るまでの出来事や、文学、芸術、日常生活に至るまで、幅広い視点から解説されている点が、本書の価値を高めています。

ロシア文化事典の著者情報

沼野充義氏は、1954年東京都生まれのスラヴ文学者で、東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授などを歴任。ロシア・ポーランド文学を専門とし、スタニスワフ・レムなどの作品の翻訳や、現代日本文学に関する評論も多数執筆しています。2004年には『ユートピア文学論』で読売文学賞を受賞。望月哲男氏は、1951年生まれのロシア文学者、翻訳家で、北海道大学名誉教授、中央学院大学教授。ロシア文化・文学を専門とし、『アンナ・カレーニナ』の翻訳でロシア文学翻訳最優秀賞を受賞しています。池田嘉郎氏は、1971年生まれの歴史学者で、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は近現代ロシア史で、近著に『ロシア革命 破局の8か月』などがあります。

ロシア文化事典の出版社情報

丸善出版は、1869年創業の丸善株式会社から2011年に分社独立した出版社です。創業以来、学術・文化の発展に寄与することを理念に掲げ、特に自然科学分野の専門書を多数刊行してきました。近年では人文社会分野にも力を入れており、事典シリーズなども手がけています。学術書や百科事典の出版に強みを持ち、専門性の高い書籍を多く発行しています。

ロシア文化事典を購入する前に確認したい情報

発売日は2019年10月31日頃、ISBNは9784621304136です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

ロシア文化事典の書評まとめ

『ロシア文化事典』は、ロシアの多岐にわたる側面を網羅的に解説した、学術的にも読み物としても価値の高い一冊です。ロシアへの理解を深めたいと考えるすべての人々にとって、信頼できる情報源となるでしょう。価格は高めですが、その網羅性と専門性の高さを考慮すれば、投資する価値のある書籍と言えます。

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