【書評】十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブック|「落語 昭和の名人」編集部|小学館

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十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブック 9784094801286 小学館 パッケージ画像

昭和の落語界を彩った名人、十代目金原亭馬生の真髄に迫る『十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブック』が小学館より刊行されました。父・五代目古今亭志ん生、弟・三代目古今亭志ん朝という二大巨星に挟まれ、その実像が霞みがちだった馬生の貴重な音源を、愛弟子の六代目五街道雲助師と録音エンジニアの草柳俊一氏が厳選。没後38年を経て、その多彩な芸の全貌が明らかになる、ファン待望の企画です。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックの基本情報

書名 十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブック
著者 「落語 昭和の名人」編集部
出版社 小学館
発売日 2021年03月15日頃
ISBN 9784094801286
ジャンル エンタメ・ゲーム
価格 38,500円(税込)

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックはどんな本?

本書は、十代目金原亭馬生が「東横落語会」で口演した100席以上の音源から厳選された50席を、CD20枚に収録した豪華なCDブックです。そのうち46席が初商品化となる貴重な音源で、総収録時間は約25時間に及びます。 墨絵のようにしっとりとした人情噺から、漫画的なデフォルメが効いた滑稽噺、さらには恨みや絶望を深くえぐる演目まで、馬生の幅広い芸域を堪能できる内容となっています。 最新のデジタル・マスタリングが施され、大ホールの臨場感が鮮やかによみがえります。愛蔵本には、山本益博氏、保田武宏氏、五街道雲助師らの寄稿に加え、長女である女優・池波志乃さんをはじめとする三姉妹による鼎談も収録されており、馬生の人物像に多角的に迫ります。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックの内容と読みどころ

特徴1:初の本格的な集成

これまで世に出る機会が少なかった十代目金原亭馬生の音源を、初商品化46席を含む50席、CD20枚という大規模で集成。

特徴2:馬生の多彩な芸域を網羅

しっとりとした人情噺から、デフォルメの効いた滑稽噺、深い情念を描く演目まで、従来のイメージを覆す幅広い芸の魅力が詰まっています。

特徴3:豪華な愛蔵本

山本益博氏や五街道雲助師らの寄稿、長女・池波志乃さんら三姉妹の鼎談など、馬生の人間像や落語への思いに触れる貴重な読み物が収録されています。

この本がおすすめの人

このCDブックは、十代目金原亭馬生のファンはもちろんのこと、昭和の落語に興味を持つすべての方におすすめです。特に、父・志ん生や弟・志ん朝の陰に隠れがちだった馬生の真価を再発見したい方、彼の独特の語り口や深い人間理解に基づく落語の世界に触れたい方には最適な作品です。また、落語研究者や愛好家が、貴重な初出音源を通じて、馬生の芸の変遷や東横落語会の歴史を深く探求する資料としても価値があります。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックの評判・口コミ

『十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブック』は、落語ファンや評論家から高い評価を受けています。特に、これまであまり商品化されてこなかった馬生の音源が、これほど大規模に集成されたことに対し、その企画の意義と貴重さが強調されています。 多くの感想では、従来の「淡々として美しい」という馬生像が覆され、滑稽噺から人情噺まで幅広い演目をこなす、深い人間理解に基づいた語り口に感銘を受けたという声が見られます。 デジタル・マスタリングによる音質の向上も評価されており、臨場感あふれる高座を自宅で楽しめる点も好評です。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックの著者情報

十代目金原亭馬生(きんげんてい ばしょう)は、1928年(昭和3年)に東京で生まれ、本名を美濃部清といいます。五代目古今亭志ん生の長男であり、三代目古今亭志ん朝は実弟にあたります。 昭和18年に父に入門し、むかし家今松、古今亭志ん朝、古今亭志ん橋を経て、昭和24年に十代目金原亭馬生を襲名しました。 若くして大看板を継ぎ、当初は「親の七光り」と陰口を叩かれながらも、黙々と努力を重ねて独自の芸風を確立。 昭和40年代にはホール落語のレギュラーとして活躍し、人情噺から滑稽噺まで幅広い演目をこなし、やわらかなムードと季節感漂う高座で観客を魅了しました。 1969年には芸術選奨新人賞、1973年には文化庁芸術祭優秀賞を受賞しています。 1982年(昭和57年)に54歳で急逝し、その早すぎる死が惜しまれました。 女優の池波志乃氏は実娘です。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックの出版社情報

小学館は、1922年(大正11年)に創業し、1945年(昭和20年)に株式会社として設立された日本の総合出版社です。 創業時は小学生向けの教育図書出版を主としていましたが、現在では雑誌、書籍、コミック、デジタルコンテンツなど、幅広いジャンルの出版物を手掛けています。 「落語 昭和の名人」シリーズは、同社が手掛けるオーディオブック・CDブックの一つであり、昭和の落語名人の貴重な音源を現代に伝える重要な役割を担っています。 同社は、コンテンツを通じて夢や感動を届けることを企業理念とし、出版文化の発展に貢献しています。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックを購入する前に確認したい情報

発売日は2021年03月15日頃、ISBNは9784094801286です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブックの書評まとめ

『十代目金原亭馬生 東横落語会 CDブック』は、これまで十分に評価されてこなかった十代目金原亭馬生の芸の真髄に触れることができる、画期的な作品です。落語史における彼の位置づけを再考する上で貴重な資料となるだけでなく、その深い人間理解に根ざした語り口は、現代の聴衆にも新鮮な感動を与えるでしょう。昭和の落語文化に興味がある方、特に金原亭馬生の魅力を深く知りたい方にとって、必携の一冊と言えます。

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