あしべゆうほ氏による長編ファンタジーロマン『クリスタル・ドラゴン』は、ケルト神話や北欧神話の世界観を背景に、壮大な冒険が繰り広げられる作品です。1981年に「ボニータ」で連載を開始して以来、多くの読者を魅了し続けています。本作『クリスタル・ドラゴン(6)』は、主人公アリアンロッドの旅路における重要な局面を描き、物語の深まりを感じさせる一冊となっています。
クリスタル・ドラゴン(6)の基本情報
| 書名 | クリスタル・ドラゴン(6) |
|---|---|
| 著者 | あしべゆうほ |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 発売日 | 1984年11月 |
| ISBN | 9784253090209 |
| シリーズ | ボニータコミックス |
| ジャンル | 漫画(コミック) |
| 価格 | 429円(税込) |
クリスタル・ドラゴン(6)はどんな本?
『クリスタル・ドラゴン』シリーズは、エリンの島(現アイルランド)を舞台に、邪眼のバラーによって一族を滅ぼされた黒髪の少女アリアンロッドが、復讐と自身の使命を果たすため旅に出る物語です。彼女は「杖なき魔法使い」として、伝説の竜の杖を求めて水晶宮を目指します。第6巻では、視力を失ったアリアンが妖精に導かれ、水晶宮へと向かう道中で、ヘンルーダやボリと合流し、沈黙の一族と出会います。一方、敵であるバラーも腹心のグリフィンを差し向け、戦の準備を進めており、物語は緊迫した展開を見せます。ソリル村でヘンルーダのサークレットを探すアリアンが妖精界でレギオンと再会する場面や、バラーの血に支配されたヘンルーダがアリアンの真実の名を聞くなど、主要キャラクターたちの関係性が深く描かれています。
クリスタル・ドラゴン(6)の内容と読みどころ
特徴1
視力を失ったアリアンロッドが、妖精の導きを受けながら竜の杖を求めて水晶宮へと進む、試練に満ちた旅路が描かれています。
特徴2
主人公アリアンロッドがヘンルーダやボリといった仲間たちと再会し、新たな出会いとして沈黙の一族が登場するなど、人間関係が深まる展開が読みどころです。
特徴3
邪眼のバラーが腹心のグリフィンを送り込み、自らも戦の準備を進めることで、アリアンロッドとの対決に向けた物語の緊張感が高まります。
この本がおすすめの人
ケルト神話や北欧神話にインスパイアされた壮大なファンタジーを好む読者におすすめです。また、長編作品でじっくりと世界観に浸りたい方や、主人公が困難を乗り越え成長していく冒険物語に魅力を感じる方にも適しています。緻密な人間関係や、善悪だけでは割り切れないキャラクターたちの葛藤が描かれているため、深みのある物語を求める方にも響くでしょう。
クリスタル・ドラゴン(6)の評判・口コミ
『クリスタル・ドラゴン』シリーズ全体として、その壮大なスケールとケルト・北欧神話を取り入れた世界観が多くの読者から高く評価されています。長期にわたる連載であるため、物語の奥行きやキャラクターの成長をじっくりと楽しめるという声が見られます。一方で、連載期間が長いため、絵柄の変化や休載期間に言及する感想も存在します。しかし、根強いファンが多く、その独特のファンタジー世界に魅了され続けていることがうかがえます。
クリスタル・ドラゴン(6)の著者情報
あしべゆうほ氏は、1949年青森県三沢市生まれの日本の漫画家です。1970年に「別冊少女コミック」掲載の『マドモアゼルにご用心』でデビューしました。代表作には、原作・池田悦子氏との共作である『悪魔の花嫁』、そして本作『クリスタル・ドラゴン』、菊地秀行氏原作の『ダークサイド・ブルース』などがあります。特に『悪魔の花嫁』と『クリスタル・ドラゴン』は長期連載作品として知られ、少女漫画界に大きな足跡を残しています。
クリスタル・ドラゴン(6)の出版社情報
秋田書店は1948年8月10日に創立された日本の出版社です。創立者である故秋田貞夫氏が「日本の子どもたちに正義の精神と夢の世界を取り戻し、希望を与えよう」という志のもと、月刊誌『冒険王』を創刊しました。以来、少年・少女漫画誌を中心に幅広いジャンルの雑誌や書籍、コミックスを刊行しています。『週刊少年チャンピオン』や『プリンセス』、『ミステリーボニータ』など、数多くの人気漫画雑誌を手がけ、長年にわたり日本の漫画文化を支え続けています。
クリスタル・ドラゴン(6)を購入する前に確認したい情報
発売日は1984年11月、ISBNは9784253090209です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
クリスタル・ドラゴン(6)の書評まとめ
『クリスタル・ドラゴン(6)』は、壮大なファンタジー世界で繰り広げられるアリアンロッドの冒険が深まる一冊です。ケルト神話に根ざした世界観や、主人公の成長、そして敵対する勢力との緊張感ある展開は、読み応えを求めるファンタジー好きの読者に特におすすめできます。長年のファンはもちろん、シリーズを途中まで読んでいる方にとっても、物語の核心に迫る重要な巻となるでしょう。


