【書評】秘密 season 0 13|清水 玲子|白泉社

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清水玲子氏が描く、近未来サスペンスの金字塔『秘密 ―トップ・シークレット―』のスピンオフシリーズ『秘密 season 0』。その最新刊となる第13巻では、MRI捜査という画期的な技術を駆使して、人間の脳に残された記憶を辿り、難事件を解決していく物語が展開されます。本巻では、新たなMRI捜査官である川端陽向を主人公に、過去と現在が交錯する連続殺人事件の謎に迫ります。

秘密 season 0 13の基本情報

書名 秘密 season 0 13
著者 清水 玲子
出版社 白泉社
発売日 2026年07月03日
ISBN 9784592222972
シリーズ 花とゆめコミックススペシャル
ジャンル 漫画(コミック)
価格 935円(税込)
楽天ブックス評価 ★4.9(13件)

秘密 season 0 13はどんな本?

『秘密 season 0 13』では、主人公・川端陽向が念願のMRI捜査員の職に就き、警視庁科学警察研究所法医第九研究室(通称「第九」)の一員として事件に挑みます。しかし、同じ警察官である兄・傑との間に確執を抱えています。陽向は「博多少女連続殺人事件」の捜査に没頭する中で、自身が7年前に目撃した少女の自殺と、この刺殺事件に兄が関与しているのではないかという疑念を抱き始めます。物語は「血の雨」というキーワードの本当の意味を巡り、過去の因縁と現在の事件が複雑に絡み合いながら進行します。

秘密 season 0 13の内容と読みどころ

特徴1:**新たなMRI捜査官の視点**

青木の部下である川端陽向がMRI捜査官として事件に挑む姿が描かれ、シリーズに新たな風を吹き込みます。彼の視点を通して、MRI捜査の可能性と限界が深く掘り下げられます。

特徴2:**兄弟間の複雑な人間関係**

主人公・陽向と兄・傑の間の確執が物語の重要な軸となります。7年前の少女の自殺事件と現在の連続殺人事件がどのように繋がり、兄弟の関係に影響を与えるのか、その心理描写が読みどころです。

特徴3:**「血の雨」に秘められた謎**

「博多少女連続殺人事件」の背後にある「血の雨(BLACK RAIN)」というキーワードが、物語全体の核心に迫る重要な要素として提示されます。この言葉が意味するものとは何か、読者の想像力を掻き立てます。

この本がおすすめの人

清水玲子氏の作品、特に『秘密 ―トップ・シークレット―』シリーズの長年のファンで、その世界観やキャラクターの深掘りを求めている方におすすめです。また、MRI捜査というユニークな設定に興味があり、科学捜査と心理サスペンスが融合したミステリー漫画を読みたい方にも適しています。人間の心の闇や複雑な人間関係、過去の因縁が絡み合う重厚なストーリー展開を好む読者にも深く響くでしょう。

秘密 season 0 13の評判・口コミ

★★★★☆ 4.9 (13レビュー)

楽天ブックスでは13件のレビューで平均4.9と非常に高い評価を得ています。 WEB上の読者レビューでは、清水玲子氏の美麗な作画と、緻密に練られたストーリー、そして登場人物たちの深い心理描写が共通して高く評価されています。 特に、「生と死」といった重いテーマを扱いながらも、その美しい絵柄によってグロテスクな描写が緩和されているという感想が見られます。 『秘密 season 0』は、本編の主人公である薪剛の過去や、鈴木克洋との出会いが描かれる前日譚として、シリーズファンからは「薪さんの人生が動き出したお話」として興味深く読まれており、一冊読み終えるたびに満足感を得られる作品として支持されています。

秘密 season 0 13の著者情報

清水玲子氏は、1983年に白泉社の『LaLa』で「三叉路物語(ストーリー)」を発表しデビューした日本の漫画家です。 流麗な絵柄と、寓話や言い伝えをモチーフにしたSF大作で知られ、多くの読者を魅了してきました。 代表作には、第47回小学館漫画賞を受賞した『輝夜姫』や、『月の子 MOON CHILD』、そして第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した『秘密 ―トップ・シークレット―』などがあります。 彼女の作品は、カニバリズムや猟奇殺人といった禁忌をテーマにすることが多く、人間の深層心理に迫る描写が特徴です。 『秘密 season 0』は、『秘密 ―トップ・シークレット―』のスピンオフシリーズとして、2015年から『メロディ』で連載されています。

秘密 season 0 13の出版社情報

白泉社は1973年12月1日に設立された日本の出版社で、一ツ橋グループの一員です。 集英社から枝分かれする形で編集会社として創業し、1975年に漫画単行本レーベル「花とゆめコミックス」を創刊して出版事業を開始しました。 「花とゆめ」「LaLa」「MELODY」といった少女漫画雑誌を主力とし、数々の人気作品を世に送り出しています。 また、青年漫画誌「ヤングアニマル」や絵本・児童書も発行するなど、幅広いジャンルの出版物を手掛ける総合出版社としての顔も持ちます。 本書が属する「花とゆめコミックススペシャル」は、同社の主要なコミックスレーベルの一つであり、清水玲子氏をはじめとする人気作家の作品を多数刊行しています。

秘密 season 0 13を購入する前に確認したい情報

発売日は2026年07月03日、ISBNは9784592222972です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

秘密 season 0 13の書評まとめ

清水玲子氏の『秘密 season 0 13』は、シリーズの核となるMRI捜査の魅力を新たな視点から描き出し、複雑な人間ドラマとサスペンスが融合した読み応えのある一冊です。緻密なストーリーテリングと美しい作画は、既存のファンはもちろん、心理的な深みのあるミステリーやSF要素を求める読者にも満足感を与えるでしょう。過去の因縁が現在に影を落とす物語に没頭したい方におすすめです。

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