【書評】パタリロ!(90)|魔夜峰央|白泉社

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パタリロ!(90) 9784592184607 白泉社 パッケージ画像

長きにわたり多くの読者に愛され続けるギャグ漫画の金字塔、『パタリロ!』。その単行本第90巻は、魔夜峰央氏が織りなす独特の世界観と、予測不能なギャグが満載の一冊です。マリネラ王国の国王パタリロが巻き起こす騒動は、時に地球規模の事態へと発展し、読者を爆笑の渦に巻き込みます。長年のファンはもちろん、魔夜峰央作品の魅力に触れたいと考える方にとっても、そのエッセンスが凝縮された一冊と言えるでしょう。

パタリロ!(90)の基本情報

書名 パタリロ!(90)
著者 魔夜峰央
出版社 白泉社
発売日 2013年05月
ISBN 9784592184607
シリーズ 花とゆめコミックス
ジャンル 漫画(コミック)
価格 471円(税込)
楽天ブックス評価 ★3.6(23件)

パタリロ!(90)はどんな本?

『パタリロ!(90)』は、魔夜峰央氏による人気ギャグ漫画シリーズの第90巻です。本作では、パタリロが宮殿を巨大な迷路に改造するという奇想天外な出来事から物語が始まります。この迷路によって困り果てたタマネギ部隊がマザーコンピューターの知恵を借りるものの、それが予期せぬ地球規模の重大な事態を引き起こす「迷路の中のMC(マザーコンピューター)」前後編が収録されています。その他にも、「縁切魔」「シャケ缶パーティ」など、バラエティ豊かな全12編が収められており、ギャグのアクセルが全開の一冊となっています。シリーズの持ち味であるSF、ミステリー、ホラー、BLといった多様な要素が散りばめられ、読者を飽きさせない構成が特徴です。

パタリロ!(90)の内容と読みどころ

特徴1

パタリロが宮殿を迷路に改造し、マザーコンピューターが地球規模の騒動を引き起こす「迷路の中のMC(マザーコンピューター)」前後編は、本作のメインエピソードとして、その奇抜な発想と展開が読みどころです。

特徴2

「縁切魔」「シャケ缶パーティ」「子猫物語」など、多種多様なテーマで描かれた全12編の短編が収録されており、魔夜峰央氏の幅広いギャグセンスとストーリーテリングの妙を存分に楽しめます。

特徴3

長年続くシリーズならではの安定したギャグのクオリティに加え、時折見せるパタリロの意外な「本気の善人」としての姿や、バンコランやマライヒといったお馴染みのキャラクターたちの魅力が際立つ巻となっています。

この本がおすすめの人

本作は、魔夜峰央氏の独特なギャグセンスと世界観を愛する長年の『パタリロ!』ファンに特におすすめです。また、SF、ミステリー、ホラー、BLなど、ジャンルを横断する多様な要素が盛り込まれた作品を好む読者にも響くでしょう。さらに、日常の喧騒を忘れ、純粋に笑って気分転換したい方や、緻密な設定と予測不能な展開が織りなす物語に没頭したい方にも適しています。時代を超えて愛されるギャグ漫画の魅力を再確認したい方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

パタリロ!(90)の評判・口コミ

★★★☆ 3.6 (23レビュー)

『パタリロ!』は、その長期連載の歴史が示す通り、多くの読者から根強い支持を得ています。第90巻についても、シリーズ全体に共通する「色褪せないギャグ」が評価されており、昔読んだ人も今読んでも変わらず笑えるという感想が多く見られます。 ギャグだけでなく、SF、ミステリー、ホラー、BLなど多様なジャンルが盛り込まれている点も、読者を飽きさせない魅力として挙げられています。 また、パタリロが時折見せる「本気の善人」としての姿に、キャラクターへの愛着を感じる声や、バンコランをはじめとする美少年キャラクターへの作者の愛が感じられるという意見もあります。 一方で、初期の作品に見られる文字の多さに最初は戸惑う読者もいるようですが、それを乗り越えれば作品の世界に深くハマれるという声も聞かれます。

パタリロ!(90)の著者情報

魔夜峰央(まや みねお)氏は、1953年新潟県生まれの日本の漫画家です。1973年に『デラックスマーガレット』でデビューし、1978年からは『花とゆめ』にて代表作である『パタリロ!』の連載を開始しました。 テンポの良いギャグと、博識に裏打ちされた何でもありの世界観が特徴で、同作は1999年に第28回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しています。 『翔んで埼玉』も代表作の一つとして知られ、実写映画化もされました。 漫画執筆の傍ら、キャラクターデザイン、声優、歌手活動、家族エッセイ漫画など多岐にわたる活動を展開しており、その多彩な才能は多くのファンを魅了し続けています。

パタリロ!(90)の出版社情報

白泉社は、1973年12月1日に設立された日本の出版社です。 東京都千代田区に本社を構え、一ツ橋グループの一員として、主に漫画雑誌、コミックス、絵本などを発行しています。 少女漫画誌『花とゆめ』『LaLa』『MELODY』や青年漫画誌『ヤングアニマル』など、幅広いジャンルの雑誌を手がけ、数々の人気作品を世に送り出してきました。 1975年には漫画単行本レーベル「花とゆめコミックス」を創刊し、出版事業を本格化させています。 社名には「泉のごとく申(白)す」という願いが込められており、清冽な泉のように言葉を湧き出させ、人々の心を癒し感動させる出版社でありたいという理念が込められています。

パタリロ!(90)を購入する前に確認したい情報

発売日は2013年05月、ISBNは9784592184607です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

パタリロ!(90)の書評まとめ

『パタリロ!(90)』は、魔夜峰央氏の尽きることのない発想力と、長年培われたギャグセンスが光る一冊です。シリーズの魅力である予測不能な展開と、SF、ミステリー、ホラーといった多様な要素が融合した世界観は、読者に飽きさせないエンターテインメントを提供します。長寿シリーズでありながらも、常に新鮮な驚きと笑いを届ける本作は、日常に刺激とユーモアを求める読者にとって、手に取る価値のある作品と言えるでしょう。魔夜峰央氏の独特な作風に触れたい方や、長編ギャグ漫画の奥深さを味わいたい方におすすめです。

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