生化学分野における重要なリファレンスとして位置づけられる『酵素ハンドブック第3版』は、八木達彦氏と福井俊郎氏をはじめとする編者陣が、国際的な命名委員会による最新情報を基に、広範な酵素情報を体系的にまとめた専門書です。この分野の研究者や学生が、酵素に関する最新の知見を効率的に参照できるよう、詳細かつ網羅的な情報を提供しています。
酵素ハンドブック第3版の基本情報
| 書名 | 酵素ハンドブック第3版 |
|---|---|
| 著者 | 八木達彦/福井俊郎 |
| 出版社 | 朝倉書店 |
| 発売日 | 2008年05月 |
| ISBN | 9784254171136 |
| ジャンル | 科学・技術 |
| 価格 | 52,800円(税込) |
酵素ハンドブック第3版はどんな本?
本書『酵素ハンドブック第3版』は、国際生化学分子生物学連合の命名委員会が発表したEnzyme Nomenclature Recommendation 1992とSupplement 5 (1999)に記載されている約3300の酵素を網羅した、包括的なハンドブックです。 各酵素について、反応機構、測定法、生体内での所在、構造と性質など、最新の知見が要点的に記述されており、専門家にとって実用性の高い情報源となっています。 また、付属のCD-ROMには酵素の立体構造に関するデータが収載されており、視覚的な情報を通じて、より深い理解を促すことが可能です。 酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、脱離酵素、異性化酵素、連結酵素(合成酵素)といった主要な酵素群が網羅的に解説されており、生化学研究の基礎から応用までをカバーしています。
酵素ハンドブック第3版の内容と読みどころ
特徴1
国際的な命名委員会による情報を基に、約3300もの酵素について詳細なデータがまとめられており、酵素研究の広範なニーズに応える包括的な内容です。
特徴2
各酵素の反応機構、測定法、生体内での所在、構造と性質に関する最新の知見が要点的に記述されており、専門家にとって実用性の高い情報源となっています。
特徴3
付属のCD-ROMには酵素の立体構造データが収録されており、視覚的な情報を通じて、より深い理解を促し、研究や学習の助けとなります。
この本がおすすめの人
この『酵素ハンドブック第3版』は、以下のような読者におすすめです。 生化学、分子生物学、酵素化学を専攻する大学院生や研究者:網羅的な酵素情報は、日々の研究活動に不可欠なリファレンスとなるでしょう。 製薬、食品、バイオテクノロジー関連企業の研究開発者:酵素の特性や応用に関する最新の知見は、製品開発や技術革新に役立ちます。 大学や研究機関で酵素に関する講義を担当する教員:教育資料の作成や学生への指導において、信頼できる情報源として活用できます。 酵素の命名法や分類、機能に関する専門的な知識を深めたい学術関係者:国際的な基準に基づいた体系的な解説は、理解を一層深めます。
酵素ハンドブック第3版の評判・口コミ
『酵素ハンドブック第3版』は、生化学・分子生物学分野の専門家や学生から、その網羅性と詳細な内容が高く評価されているようです。約3300の酵素に関する最新の知見が体系的にまとめられている点が、特に専門家にとって有用であると認識されています。 大学図書館での所蔵も多く、研究室や教育現場で標準的な参考書として利用されていることがうかがえます。 付属のCD-ROMに立体構造データが収録されている点も、視覚的な理解を助けるとして評価されています。 酵素の反応、測定法、所在、構造と性質といった多角的な情報が、最新の知見に基づいて要点的に記載されているため、実用性が高いという声が見られます。
酵素ハンドブック第3版の著者情報
本書の編者は、八木達彦氏と福井俊郎氏を中心に、一島英治氏、鏡山博行氏、虎谷哲夫氏が名を連ねています。 **八木達彦氏**は、静岡大学教育学部の教授を務め、代謝生物化学や家政学を研究分野としていました。 「ヴォート基礎生化学」の訳者の一人としても知られ、生化学実験法に関する著書も手掛けるなど、生化学教育・研究に貢献してきました。 **福井俊郎氏**は、大阪大学産業科学研究所の教授として、物質生物化学、応用生物化学・栄養化学、代謝生物化学を専門とし、特にホスホリラーゼの構造と機能に関する研究で世界的に注目されました。 また、大阪大学産業科学研究所の第17代所長も務めるなど、日本の生化学研究を牽引した人物です。
酵素ハンドブック第3版の出版社情報
株式会社朝倉書店は1929年(昭和4年)に創業した、日本の学術専門書出版社です。 自然科学を主軸に、数学、物理学、化学、生物科学、情報・コンピュータ、医学、工学、農学、人文・社会科学など、幅広い分野の専門書や大学教科書を数多く刊行しています。 学術的厳正さを保ちながら、基礎領域から応用領域まで多岐にわたる出版活動を展開しており、専門性の高い読者層から長年にわたり信頼を得ています。その出版物は、日本の学術研究と教育の発展に大きく貢献しています。
酵素ハンドブック第3版を購入する前に確認したい情報
発売日は2008年05月、ISBNは9784254171136です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
酵素ハンドブック第3版の書評まとめ
『酵素ハンドブック第3版』は、生化学・分子生物学分野における酵素の包括的な情報源として、研究者や学生にとって非常に価値のある一冊です。約3300の酵素に関する最新の知見が詳細に解説され、付属のCD-ROMで立体構造データも確認できるため、専門的な学習や研究を深めたい読者に最適です。この分野の標準的なリファレンスとして、長く活用できる信頼性の高い書籍と言えるでしょう。


