コンクリート構造物の劣化は、社会インフラの維持管理において喫緊の課題です。本書『コンクリート補修・補強ハンドブック』は、この重要なテーマに対し、第一線の研究者である宮川豊章氏と大即信明氏らが総編集・編者を務め、朝倉書店から刊行されました。劣化メカニズムの解明から診断、そして具体的な補修・補強技術までを網羅的に解説しており、土木・建築分野の専門家や技術者にとって不可欠な一冊として注目されています。
コンクリート補修・補強ハンドブックの基本情報
| 書名 | コンクリート補修・補強ハンドブック |
|---|---|
| 著者 | 宮川豊章/大即信明 |
| 出版社 | 朝倉書店 |
| 発売日 | 2011年06月 |
| ISBN | 9784254261561 |
| ジャンル | 科学・技術 |
| 価格 | 28,600円(税込) |
コンクリート補修・補強ハンドブックはどんな本?
本書は、コンクリート構造物が抱える塩害や凍害といった多様な劣化現象のメカニズムを詳細に解説することから始まります。劣化の診断、評価、判定、さらには測定手法に至るまでを詳述し、実務現場で役立つ有益な事例や失敗事例も豊富に紹介しています。土木構造物(橋梁、高架橋、港湾構造物、下水道施設、トンネル、ダム、農業用水路など)と建築構造物(集合住宅、工場・倉庫、事務所・店舗などの一般建築物)の両面からアプローチし、それぞれの劣化評価法から具体的な補修・補強工法までを、写真や図を多用して分かりやすく解説している点が特徴です。
コンクリート補修・補強ハンドブックの内容と読みどころ
特徴1
コンクリート構造物の劣化メカニズムを、塩害や凍害など具体的な現象ごとに深く掘り下げて解説しており、問題の本質理解を助けます。
特徴2
劣化の診断・評価・判定から、そのための測定手法までを網羅的に紹介。実務に直結する知識と技術を体系的に習得できます。
特徴3
土木と建築の両分野における多様な構造物を対象とし、それぞれの劣化事例や補修・補強工法を豊富な写真と図で具体的に示しており、実践的な学びを提供します。
この本がおすすめの人
このハンドブックは、コンクリート構造物の維持管理に携わる土木・建築技術者や研究者、設計者に特におすすめです。また、コンクリートの劣化診断や補修・補強技術を専門的に学びたい学生や、インフラメンテナンス分野でのキャリアを目指す方にも有用でしょう。現場でのトラブル解決や、より高度な技術的知見を求める専門家にとって、実践的な指針となる一冊です。
コンクリート補修・補強ハンドブックの評判・口コミ
本書は、コンクリート構造物の補修・補強に関する専門書として、その網羅性と実用性が高く評価されています。劣化メカニズムの基礎から診断、具体的な工法、さらには実務現場の事例や失敗談までをカバーしているため、現場の技術者にとって貴重な参考書と見なされています。土木と建築の両視点からアプローチしている点や、写真・図を多用した分かりやすい解説は、専門知識の習得を助けるとの声が聞かれます。
コンクリート補修・補強ハンドブックの著者情報
総編集を務めた宮川豊章氏は、京都大学工学部土木工学科を卒業後、同大学院を修了し工学博士の学位を取得しました。京都大学で助手、講師、助教授を経て1998年に教授に就任し、2015年の定年退職後も京都大学特任教授として活躍されています。 土木学会論文賞をはじめ、日本コンクリート工学協会論文賞、日本材料学会論文賞など数々の受賞歴を持ち、構造工学、土木材料・力学一般を専門としています。 編者の一人である大即信明氏は、東京工業大学工学部土木工学科を卒業し、同大学院で工学博士の学位を取得。運輸省港湾技術研究所を経て東京工業大学の助教授、教授を歴任し、現在は東京工業大学名誉教授です。 建設材料、耐久性、維持管理などを専門とし、コンクリート分野における第一人者として知られています。
コンクリート補修・補強ハンドブックの出版社情報
朝倉書店は1929年(昭和4年)に創業した老舗の学術専門出版社です。 理学、工学、医学、農学、人文科学、家政学など幅広い分野で、学術専門書や大学の教科書、事典・辞典を数多く刊行しています。 特に自然科学や工学分野に強みを持ち、学問的厳正さを保ちながら時代の要請に応える出版活動を続けています。 本書のような専門性の高いハンドブックの刊行は、同社の得意とする出版分野と合致しており、その信頼性と専門知識の深さを裏付けています。
コンクリート補修・補強ハンドブックを購入する前に確認したい情報
発売日は2011年06月、ISBNは9784254261561です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
コンクリート補修・補強ハンドブックの書評まとめ
『コンクリート補修・補強ハンドブック』は、コンクリート構造物の劣化問題に対し、基礎理論から実践的な解決策までを一貫して学べる専門書です。第一線の研究者による監修と、土木・建築双方の視点を取り入れた内容は、この分野の専門家にとって必携の一冊と言えるでしょう。最新の知見と豊富な事例を通じて、構造物の長寿命化と安全確保に貢献するための知識と技術を深めたいと考える読者に最適な選択肢となります。


