日本文学の最高峰とされる紫式部の『源氏物語』。本書は、その中でも特に希少で重要な写本の一つである「榊原本」を、国文学研究資料館の監修のもと、勉誠社が影印叢書として刊行したものです。鎌倉時代に書写された貴重な本文を、現代の研究者や愛好家が手軽に参照できるよう、精緻な影印で再現しており、古典文学研究に新たな光を当てる一冊として注目されています。
源氏物語の基本情報
| 書名 | 源氏物語 |
|---|---|
| 副題 | 榊原本 |
| 著者 | 紫式部/国文学研究資料館 |
| 出版社 | 勉誠社 |
| 発売日 | 2013年01月 |
| ISBN | 9784585290476 |
| シリーズ | 国文学研究資料館影印叢書 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 82,500円(税込) |
源氏物語はどんな本?
『源氏物語 榊原本』は、国文学研究資料館が所蔵する「榊原本 源氏物語」の影印版です。この「榊原本」は、鎌倉時代に書写された青表紙本の本文を持つ希少な古写本であり、特に「桐壺」の巻は室町時代の三条西実隆による書写とされています。 越後国高田藩主であった榊原家に伝来したことからその名で呼ばれ、現在は国文学研究資料館が所蔵しています。 本書は、その貴重な筆跡や装丁を忠実に再現しており、源氏物語研究における重要な資料として位置づけられています。
源氏物語の内容と読みどころ
特徴1
鎌倉時代に書写された「榊原本」の本文を忠実に再現した影印版であり、当時の筆跡や料紙の様子を直接確認できる貴重な資料である点です。
特徴2
国文学研究資料館が所蔵する重要文化財級の写本を、一般の研究者や愛好家が手元で詳細に研究できる機会を提供する点で、学術的意義が非常に高いです。
特徴3
「国文学研究資料館影印叢書」の一環として刊行されており、学術機関による厳密な監修のもと、信頼性の高い資料として提供されていることが挙げられます。
この本がおすすめの人
この『源氏物語 榊原本』は、源氏物語の本文研究に携わる専門の研究者や大学院生にとって不可欠な資料となるでしょう。また、古典文学、書誌学、書道史に関心のある方々にとっても、実物に近い形で古写本に触れることができる貴重な機会を提供します。日本の古典籍の美しさや歴史的価値を深く味わいたい愛好家にもおすすめの一冊です。
源氏物語の評判・口コミ
『源氏物語 榊原本』は、学術書としての性格が強く、主に国文学研究者や図書館、専門機関からの評価が高いです。一般的な読者レビューは多くありませんが、専門分野では、源氏物語の本文研究における重要な資料として認識されています。特に、鎌倉時代の書写本でありながら青表紙本の本文を持つという希少性や、その美しい筆跡が評価されており、校本作成や本文批判において参照されるべき重要な写本の一つとされています。
源氏物語の著者情報
紫式部(むらさきしきぶ)は、平安時代中期の女流作家、歌人であり、世界最古の長編小説の一つとされる『源氏物語』の作者として知られています。 彼女は一条天皇の中宮彰子(藤原道長の娘)に女房として仕え、家庭教師のような役割も果たしました。 『紫式部日記』や和歌集『紫式部集』も残しており、その並外れた文才と教養は現代にまで語り継がれています。 国文学研究資料館は、国内各地の日本文学とその関連資料を大規模に収集・保存し、日本文学研究の基盤を支える総合研究機関です。 貴重な古典籍の調査研究、共同研究の推進、展示公開など多岐にわたる活動を行っています。
源氏物語の出版社情報
勉誠社は、2021年に設立された出版社で、1967年創業の勉誠出版の事業を引き継ぎました。 文学、語学、歴史、考古学、美術史、図書館学など、人文科学系の学術書や専門書、入門書を中心に幅広く出版しています。 「不易流行をふまえ前向きに生きる」「人に対して誠実」「仕事に対して誠実」「社会に対して誠実」「世界に対して誠実」を理念に掲げ、学術研究の発展に貢献する書籍を世に送り出しています。
源氏物語を購入する前に確認したい情報
発売日は2013年01月、ISBNは9784585290476です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
源氏物語の書評まとめ
『源氏物語 榊原本』は、紫式部が遺した不朽の名作『源氏物語』の本文を、貴重な古写本の姿で深く探求したい読者にとって、まさに理想的な一冊です。国文学研究資料館の監修による信頼性の高い影印は、研究の深化はもちろん、古典籍の美しさを鑑賞する上でも大きな喜びをもたらすでしょう。源氏物語の多角的な理解を求める方々に、自信を持っておすすめできる資料です。


