中世ヨーロッパの壮大な建築様式であるゴシック建築。その中でも特に、身廊空間の形成という重要なテーマに深く切り込んだのが、佐藤達生氏による『ゴシック空間の形成』です。長年にわたる著者の研究成果が結実した本書は、ゴシック建築の構造的特徴と、身廊壁が線条的な特質を獲得していく過程を詳細に解明します。 建築史における重要な論題に挑むこの一冊は、ゴシック建築の奥深さに迫りたい読者にとって、新たな視点を提供するでしょう。
ゴシック空間の形成の基本情報
| 書名 | ゴシック空間の形成 |
|---|---|
| 著者 | 佐藤達生 |
| 出版社 | 中央公論美術出版 |
| 発売日 | 2023年10月27日 |
| ISBN | 9784805509760 |
| ジャンル | 科学・技術 |
| 価格 | 33,000円(税込) |
ゴシック空間の形成はどんな本?
『ゴシック空間の形成』は、ゴシック建築の身廊空間がどのようにして現在の形になったのかを、構造的特徴と「線条化の過程」という観点から深く掘り下げた専門書です。 著者の佐藤達生氏が長年取り組んできた研究の集大成であり、中世建築史における極めて重要な論題であるゴシック身廊空間の解明に迫ります。 ゴシック建築の象徴ともいえる、高く伸びる身廊壁が、いかにしてその線的な美しさを獲得していったのか、その技術的・構造的な背景を詳細に分析することで、従来のゴシック建築理解に新たな光を当てます。
ゴシック空間の形成の内容と読みどころ
特徴1
ゴシック建築の身廊壁が「線条的特質」を獲得する過程を、構造的特徴と関連付けて詳細に解明しており、その形成史に新たな視点を提供します。
特徴2
中世建築史上、特に重要な論題であるゴシック身廊空間の形成に焦点を当て、著者の長年の研究成果が体系的にまとめられた、学術的価値の高い一冊です。
特徴3
ゴシック建築の技術的進化、特に尖頭アーチ、リブ・ヴォールト、フライング・バットレスといった要素が、空間形成にどのように寄与したかを深く考察しています。
この本がおすすめの人
本書は、西洋建築史、特にゴシック建築に関心を持つ研究者や学生に強くおすすめできます。建築の構造や意匠がどのように発展してきたかを深く掘り下げたい専門家、あるいは中世ヨーロッパの文化や技術史に興味を持つ読者にも適しています。また、ゴシック建築の具体的な構造的特徴や、その美学がどのように形成されたかを知りたい建築愛好家にとっても、新たな発見があるでしょう。
ゴシック空間の形成の評判・口コミ
『ゴシック空間の形成』は、中世建築史、特にゴシック建築研究の分野で注目を集めています。専門書店や学術系オンラインストアでは、その専門性の高さと、著者の長年の研究に基づく深い考察が評価されています。 読者からは、ゴシック建築の身廊空間という特定のテーマに深く切り込んでいる点や、構造と意匠の関連性を詳細に分析している点が評価される傾向にあります。既存のゴシック建築に関する知識をさらに深めたいと考える専門家や研究者にとって、重要な文献として認識されているようです。
ゴシック空間の形成の著者情報
佐藤達生(さとう たつき)氏は、1952年生まれの建築史家です。名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期を修了し、大同大学名誉教授を務めています。 専門は建築史・意匠で、特に西洋建築史、ゴシック建築、ビザンティン建築に関する研究で知られています。 1990年から2001年には、ハギア・ソフィア大聖堂の学術調査団に測量の責任者として参加するなど、実測調査にも深く関わってきました。 2017年には日本建築学会賞を受賞しており、その学術的功績は高く評価されています。 主な著書に『図説 大聖堂物語』『図説 西洋建築の歴史』などがあります。
ゴシック空間の形成の出版社情報
中央公論美術出版は、美術史や建築史を中心とした専門性の高い書籍を数多く刊行している出版社です。 長年にわたり、国内外の重要な美術・建築に関する研究成果を世に送り出し、学術界に貢献しています。 特に、日本・東洋建築・都市史や西洋建築・都市史といった分野で豊富なラインナップを持ち、専門家や研究者から信頼されています。 『ゴシック空間の形成』のような、特定のテーマを深く掘り下げた学術書を出版することで、その専門性と質の高さを確立しています。
ゴシック空間の形成を購入する前に確認したい情報
発売日は2023年10月27日、ISBNは9784805509760です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
ゴシック空間の形成の書評まとめ
『ゴシック空間の形成』は、ゴシック建築の身廊空間という、特定のしかし極めて重要なテーマを深く探求した専門書です。著者の長年の研究に基づく詳細な分析は、ゴシック建築の構造と美学に対する理解を格段に深めることでしょう。西洋建築史の専門家や研究者、あるいはゴシック建築の奥深さに魅了された愛好家にとって、必読の一冊と言えます。この分野で確かな知識を求める読者に、自信を持っておすすめできる書籍です。


