【書評】大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普及版|高楠順次郎|大正新脩大蔵経刊行会

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大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普及版 9784804395128 大正新脩大蔵経刊行会 パッケージ画像

『大正新脩大蔵経』は、大正から昭和初期にかけて編纂された、仏教聖典の広範なコレクションです。仏教学の第一人者である高楠順次郎が中心となり、近代的な視点から仏典を体系化したことで、その学術的価値は世界的に認められています。本書『大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普及版』は、その中でも「宝積部」と「涅槃部」という、大乗仏教の重要な教えを含む経典群を収録しており、仏教の深遠な思想に触れるための貴重な機会を提供します。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普の基本情報

書名 大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普及版
著者 高楠順次郎
出版社 大正新脩大蔵経刊行会
発売日 1988年10月
ISBN 9784804395128
ジャンル 人文・思想・社会
価格 22,000円(税込)

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普はどんな本?

本書は、全100巻に及ぶ『大正新脩大蔵経』の第12巻にあたり、「宝積部 下」と「涅槃部」を合わせた内容を収録した普及版です。この大蔵経は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)にかけて、高楠順次郎らを都監として編纂された、漢訳仏典の決定版とされています。本巻の「宝積部」には、『宝積経』に関連する仏典が収められており、特に『勝鬘経』や『浄土三部経』といった大乗仏教の主要な経典が含まれています。また「涅槃部」では、『涅槃経』を中心とした経典が収録されており、仏教における究極の目標である「涅槃」の境地について深く考察することができます。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普の内容と読みどころ

特徴1:大乗仏教の核心に迫る

本巻は「宝積部」と「涅槃部」を収録し、『勝鬘経』や『浄土三部経』、『涅槃経』といった大乗仏教の重要な教えに直接触れることができます.

特徴2:「涅槃」思想の探求

仏教の究極的な目的とされる「涅槃」(煩悩を滅尽し悟りの智慧を完成した境地)に関する経典群を通じて、その意味と実践について深く学ぶことができます。

特徴3:仏教学研究の標準資料

厳密な校訂とサンスクリット語・パーリ語の原語注記が施されており、仏教学者や研究者が仏典を引用する際の国際的な標準資料として活用されています。

この本がおすすめの人

この書籍は、大乗仏教、特に宝積部や涅槃部の経典に関心を持つ研究者や学生に最適です。浄土思想や涅槃の概念について深く学びたい仏教徒、あるいは仏教の教えがどのように体系化されてきたかを知りたい方にもおすすめです。また、東洋思想やインド哲学を専門とする方々にとっても、原典に即した資料として非常に有用でしょう。仏教の多様な側面を探求し、その精神的深みに触れたいと考える意欲的な読者にとって、価値ある一冊となるはずです。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普の評判・口コミ

『大正新脩大蔵経』シリーズは、その網羅性と学術的正確さから、世界の仏教学者にとって不可欠な資料として広く認知されています。特に、様々な漢訳仏典を厳密に校合し、近代仏教学の成果を取り入れた編集方針は高く評価されています。個別の巻に対する詳細な読者レビューは限られていますが、シリーズ全体が仏教研究の「定本」としての地位を確立しており、その信頼性と権威は揺るぎないものです。本普及版も、その学術的価値を損なうことなく、より多くの研究者や学習者に利用されています。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普の著者情報

本書の都監である高楠順次郎(たかくす じゅんじろう、1866-1945)は、日本の近代仏教学を牽引したインド学者です。イギリス留学中にインド学の権威マックス・ミュラーに師事し、サンスクリット語やパーリ語の深い知識を習得しました。帰国後は東京帝国大学教授として教鞭を執り、東京外国語学校の初代校長も務めるなど、教育界にも多大な貢献をしました。『大正新脩大蔵経』の編纂という国家的事業を主導し、その完成は彼の最大の功績の一つとされています。1944年には文化勲章を受章し、その生涯を通じて仏教研究と教育の発展に尽力しました。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普の出版社情報

本書を刊行する「大正新脩大蔵経刊行会」は、大正12年(1923年)に高楠順次郎の発案により「大正一切経編集所」として発足しました。その後、昭和7年(1932年)に「大蔵出版株式会社」が設立され、この壮大な仏典刊行事業を継続しました。大蔵出版は、仏教学術書、東洋哲学、東洋思想を専門分野とする出版社であり、特に『大正新脩大蔵経』と『南伝大蔵経』という二大叢書の刊行によって、その基盤を確立しました。同社は、古今の仏教典籍の中でも最大量を誇る『大正新脩大蔵経』を世に送り出し、今日においても世界で最も権威ある仏典の集大成を提供し続けています。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普を購入する前に確認したい情報

発売日は1988年10月、ISBNは9784804395128です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普の書評まとめ

『大正新脩大蔵経(第12巻(宝積部 下・涅槃部))普及版』は、大乗仏教の重要な教えである宝積部と涅槃部の経典を網羅した、学術的価値の高い一冊です。仏教の根本的な思想である「涅槃」の理解を深めたい方や、浄土思想、あるいは大乗仏教の多様な経典を原典に近い形で学びたい研究者にとって、必携の資料となるでしょう。この普及版は、専門的な研究だけでなく、仏教への深い洞察を求める一般の読者にも、その門戸を開いています。仏教の真髄に触れるための、確かな道標となる書籍です。

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