勉誠社が刊行する「東洋文庫善本叢書」シリーズの一冊、『聖教精華FLOSCVLI』は、16世紀にポルトガルから日本に渡来した宣教師マヌエル・バレトが編纂したラテン語の抜粋集です。聖書や教父・先哲の書から、友情、義人、霊的結婚、ワインといったテーマに関する語句を約300項目、8300句にわたって収録しています。当時の最新版聖書(改訂ウルガータ聖書)に基づき引用が訂正されている点も特徴です。本書は、現存する3冊のうち最も美しいとされる東洋文庫本を初めて複製出版した貴重な資料であり、宗教史、思想史、言語学に関心を持つ研究者や愛好家にとって見逃せない一冊と言えるでしょう。
聖教精華FLOSCVLIの基本情報
| 書名 | 聖教精華FLOSCVLI |
|---|---|
| 著者 | マヌエル・バレト |
| 出版社 | 勉誠社 |
| 発売日 | 2015年06月 |
| ISBN | 9784585282082 |
| シリーズ | 東洋文庫善本叢書 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 57,200円(税込) |
聖教精華FLOSCVLIはどんな本?
『聖教精華FLOSCVLI』は、16世紀に日本で活動した宣教師マヌエル・バレトが編纂したラテン語の抜粋集です。聖書やキリスト教思想に関する約300のテーマについて、関連するラテン語の聖句や引用を約8300句集めています。本書は、聖書索引としての機能も兼ね備えており、当時のキリスト教思想や聖書解釈の一端を垣間見ることができます。今回、勉誠社より「東洋文庫善本叢書」の一冊として刊行された本書は、現存する中でも特に美しいとされる東洋文庫所蔵の原本を初めて複製出版したものです。四折判の原書を忠実に再現し、宗教史、思想史、文献学の研究者にとって貴重な資料となっています。バレトが最新の聖書版に基づいて引用を訂正している点も、当時の学術的関心の高さをうかがわせます。
聖教精華FLOSCVLIの内容と読みどころ
特徴1
16世紀の宣教師マヌエル・バレトによる、聖書・教父・先哲の書からのラテン語抜粋集。
特徴2
「友情」「霊的結婚」など、多様なテーマを約300項目、8300句の引用で網羅。
特徴3
東洋文庫所蔵の最美本を初複製出版した、宗教史・思想史研究に不可欠な一次資料。
この本がおすすめの人
本書は、16世紀のキリスト教思想や文献に関心のある研究者や学生、特にラテン語文献の読解に意欲のある方におすすめです。また、宣教師バレトの活動や当時の日本におけるキリスト教の受容に関心を持つ歴史愛好家にも、貴重な資料となるでしょう。聖書索引としての側面も持つため、聖書研究者にとっても新たな視点を提供する可能性があります。
聖教精華FLOSCVLIの評判・口コミ
『聖教精華FLOSCVLI』は、学術的な価値の高い資料として、主に専門の研究者や図書館からの注目が想定されます。東洋文庫善本叢書としての刊行であり、原本の美しさを忠実に再現した複製版であることから、貴重な一次資料としての評価が高いと考えられます。具体的な読者レビューは多く見られませんが、その内容から、当時のキリスト教思想、聖書解釈、ラテン語文献学の研究に貢献する書籍として、専門分野での活用が期待されています。
聖教精華FLOSCVLIの著者情報
マヌエル・バレト(Manoel Barreto)は、16世紀に日本で活動したポルトガル出身の宣教師です。セルケイラ司教の秘書を務め、当時の最新版聖書である改訂ウルガータ聖書に基づき、聖書引用の訂正など学術的な作業も行っていました。本書『聖教精華FLOSCVLI』は、彼が編纂したラテン語の抜粋集であり、当時のキリスト教思想や聖書解釈を知る上で貴重な資料となっています。
聖教精華FLOSCVLIの出版社情報
勉誠社は、人文学系の学術書を中心に、文学、歴史、考古学、美術史、図書館学などの専門書や入門書を出版している出版社です。特に、古典籍の複製や研究書に力を入れており、「東洋文庫善本叢書」シリーズはその一環として、貴重な古典資料を現代に蘇らせています。本書もそのシリーズの一冊として、学術的な価値の高い文献を世に送り出しています。
聖教精華FLOSCVLIを購入する前に確認したい情報
発売日は2015年06月、ISBNは9784585282082です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
聖教精華FLOSCVLIの書評まとめ
『聖教精華FLOSCVLI』は、16世紀の宣教師マヌエル・バレトによる貴重なラテン語抜粋集を、美しい装丁で複製出版した学術書です。キリスト教思想史、文献学、聖書研究に携わる方々にとって、一次資料として非常に価値の高い一冊と言えるでしょう。高価ではありますが、その学術的意義は大きいと考えられます。


