中世ヨーロッパに端を発し、現代の高等教育機関の中核を担う「大学」。その多岐にわたる側面を網羅的に解説する本格事典『大学事典』が平凡社より刊行されています。編集委員代表を務めたのは、イタリア教育史研究の第一人者である児玉善仁氏。本書は、大学の歴史から現状、組織、機能、そして社会との関係性までを深く掘り下げ、現代社会における大学の意義を再考する上で貴重な一冊となっています。
大学事典の基本情報
| 書名 | 大学事典 |
|---|---|
| 著者 | 児玉善仁ほか |
| 出版社 | 平凡社 |
| 発売日 | 2018年06月25日頃 |
| ISBN | 9784582121025 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 27,500円(税込) |
大学事典はどんな本?
本書は、中世ヨーロッパに誕生し、世界各地に展開した「大学」という高等教育機関の全貌を明らかにする事典です。その歴史的変遷から、現代における組織構造、教育・研究機能、さらには社会との複雑な関係性までを多角的に解説しています。特に日本の四年制大学についても個別に項目を立てており、国内外の大学に関する正確な知識と深い理解を得るための基盤を提供します。単なる情報羅列に留まらず、大学が直面する現代的課題にも触れることで、読者が大学という存在を立体的に捉えられるよう構成されています。
大学事典の内容と読みどころ
特徴1
中世ヨーロッパから現代に至る「大学」の歴史的展開を詳細に解説し、その起源と変遷を深く理解できます。
特徴2
世界と日本の大学が持つ多様な組織と機能、そして社会との関係性を多角的に分析しており、高等教育の全体像を把握するのに役立ちます。
特徴3
日本の四年制大学すべてが立項されており、個別の大学に関する具体的な情報や位置づけを知ることができます。
この本がおすすめの人
本書は、大学教育や高等教育に関心を持つ研究者や教育関係者、大学運営に携わる方々に特におすすめです。また、自身の大学選びやキャリアを考える高校生・大学生、あるいは社会人として大学の役割について深く知りたいと考える一般読者にも有用でしょう。教育史や社会学、文化研究といった学術分野の専門家にとっても、網羅的な情報源として活用できる一冊です。
大学事典の評判・口コミ
『大学事典』は、その網羅性と専門性の高さから、多くの大学図書館で所蔵されていることが確認できます。 「本邦初の本格事典」と評されており、大学に関する正確な知識と理解の拠りどころとして、必備の書とされています。 高等教育研究者や教育関係者からは、大学の歴史、現状、機能、社会との関係性を多角的に解説した貴重な資料として評価されており、専門的な調査や研究において参照されることが多いようです。
大学事典の著者情報
本書の編集委員代表を務めた児玉善仁(こだま よしひと)氏は、1949年生まれのイタリア教育史学者です。帝京大学名誉教授、甲南大学教授を歴任し、イタリアの中世大学史研究において多大な功績を残しました。 著書に『「病気」の誕生―近代医療の起源』などがあり、教育史や医療史に関する深い知見を持つ研究者として知られています。 2015年に逝去されましたが、その長年の研究成果が本書に集約されています。
大学事典の出版社情報
『大学事典』を刊行した平凡社は、1914年創業の老舗出版社です。 創業以来、『大百科事典』や『世界大百科事典』といった百科事典の刊行で知られ、「事典の平凡社」としての地位を確立してきました。 また、『東洋文庫』や『別冊太陽』など、学術的・教養性の高い出版物を数多く手掛けており、日本の文化・学術振興に貢献しています。 本書も、同社の長年にわたる事典編集のノウハウと、学術出版への強い姿勢が結実した一冊と言えるでしょう。
大学事典を購入する前に確認したい情報
発売日は2018年06月25日頃、ISBNは9784582121025です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
大学事典の書評まとめ
『大学事典』は、大学という複雑な機関を多角的に理解するための、極めて包括的かつ信頼性の高い資料です。高等教育の過去・現在・未来に関心を持つすべての人にとって、深い洞察と正確な情報を提供するでしょう。専門家はもちろんのこと、大学のあり方について考察を深めたいと考える読者にとっても、座右の書となる一冊です。


