臨床心理士・東畑開人氏の最新作『ミドル・エイジ・ビギンズ』は、現代社会を生きる中年世代が直面する「人生の午後」の物語を深く掘り下げます。新書大賞を受賞した『カウンセリングとは何か』で知られる著者が、自身の「行き詰まり」感を起点に、各界の著名人へのインタビューを通じて中年期の心理とその危機を考察。多くの読者が共感し、自身の経験と重ね合わせながら読み進められる一冊として注目を集めています。
ミドル・エイジ・ビギンズの基本情報
| 書名 | ミドル・エイジ・ビギンズ |
|---|---|
| 著者 | 東畑 開人 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2026年07月02日頃 |
| ISBN | 9784041163368 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 2,090円(税込) |
| 楽天ブックス評価 | ★3.7(24件) |
ミドル・エイジ・ビギンズはどんな本?
本書は、臨床心理士である東畑開人氏が、自身が40代を迎え感じた「ミドル・エイジ・クライシス」をテーマに、現代の中年が抱える心の葛藤を明らかにする一冊です。尾崎世界観氏(ミュージシャン)、角田光代氏(小説家)、鷲田清一氏(哲学者)、千正康裕氏(元官僚・政策コンサルタント)という多様な分野の4人へのインタビューを通じて、中年期に訪れる身体的変化、キャリアの転換、好奇心の減退といった具体的な「危機」の様相を多角的に分析しています。単なる問題提起に留まらず、それぞれの経験談から中年期を生き抜くためのヒントを探る、読み応えのある内容です。
ミドル・エイジ・ビギンズの内容と読みどころ
特徴1
各界の著名人4名(尾崎世界観、角田光代、鷲田清一、千正康裕)への深掘りインタビューを通じて、多角的な視点から中年期のリアルな心情と課題が描かれています。
特徴2
臨床心理士である著者自身の「ミドル・エイジ・クライシス」という個人的な問いから出発し、専門家の視点と個人の体験が融合した、共感を呼ぶ考察が展開されます。
特徴3
中年期に直面する身体の衰え、キャリアの停滞、好奇心の減退といった具体的な変化を容赦なく提示しつつも、それらを乗り越えるための「ヒント」や「希望」を見出す視点が提示されています。
この本がおすすめの人
本書は、自身の年齢を重ねる中で「このままでいいのか」と漠然とした不安を感じている方におすすめです。キャリアの転換期にあるビジネスパーソンや、身体の変化に戸惑いを感じ始めた方、また、人間関係や社会との関わり方について新たな視点を得たいと考える方にも適しています。さらに、臨床心理学や精神分析に関心があり、現代人の心の動きを深く理解したい読者にも響くでしょう。
ミドル・エイジ・ビギンズの評判・口コミ
WEB上では、「読むと語りたくなる」「希望が見つかる」「今読んでおいて良かった」といった肯定的な感想が多く見られます。特に、中年期に差し掛かった読者からは、自身の経験と重なる部分が多く、著者の「容赦ない」表現に共感しつつも、それが現実を直視するきっかけになったという声が聞かれます。また、インタビュー対象者の多様な視点から、中年期を生き延びるための具体的なヒントが得られたという評価もあります。
ミドル・エイジ・ビギンズの著者情報
東畑開人氏は1983年生まれの臨床心理士、精神分析家、医療人類学者です。京都大学教育学部を卒業後、同大学院博士後期課程を修了し、博士(教育学)の学位を取得しました。沖縄の精神科クリニック勤務を経て、現在は十文字学園女子大学専任講師を務める傍ら、「白金高輪カウンセリングルーム」を主宰しています。2019年には『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』で第19回大佛次郎論壇賞と第10回紀伊國屋じんぶん大賞を、2026年には『カウンセリングとは何か 変化するということ』で第19回新書大賞を受賞するなど、数々の著書で高い評価を得ています。
ミドル・エイジ・ビギンズの出版社情報
KADOKAWAは、1945年に創業した角川書店を前身とする総合エンターテインメント企業です。2014年に株式会社KADOKAWA・DWANGOとして設立され、現在は出版、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTechなど多岐にわたる事業を展開しています。世界中からIP(知的財産)を創出し、様々なメディアで展開する「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略を掲げ、IP価値の最大化を推進しています。特にライトノベルやコミック、文芸分野で強い存在感を示しています。
ミドル・エイジ・ビギンズを購入する前に確認したい情報
発売日は2026年07月02日頃、ISBNは9784041163368です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
ミドル・エイジ・ビギンズの書評まとめ
東畑開人氏の『ミドル・エイジ・ビギンズ』は、中年期に差し掛かり、人生の新たな局面で戸惑いや不安を感じている方にとって、自身の内面と向き合うための貴重な一冊となるでしょう。著名人たちの経験談と臨床心理士の深い洞察が融合し、現代の中年が抱える普遍的なテーマを浮き彫りにしています。この本は、単なる慰めではなく、現実を直視し、これからの人生を「ふふふ」と笑って生きるための視点を提供してくれるはずです。


