『冷泉家時雨亭叢書(第76巻)』は、和歌の家として800年以上の歴史を持つ冷泉家に伝わる貴重な古典籍を影印(写真版)で紹介する叢書の一巻です。藤原定家の子孫である冷泉家が守り継いできた膨大な文化遺産を、研究者や愛好家が手軽に閲覧できるよう朝日新聞出版が刊行しました。本巻では、冷泉家第7代為和と政為の詠草集が収められており、中世和歌の世界に触れる貴重な機会を提供します。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)の基本情報
| 書名 | 冷泉家時雨亭叢書(第76巻) |
|---|---|
| 著者 | 冷泉家時雨亭文庫 |
| 出版社 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2007年12月01日頃 |
| ISBN | 9784022403766 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 33,000円(税込) |
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)はどんな本?
「冷泉家時雨亭叢書」は、藤原定家の子孫である冷泉家に伝わる古写本や古文書などの文化遺産を保存・活用するため、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫の公開事業の一環として刊行されたものです。 全84巻で1992年に刊行が始まり、2009年に完結しました。 本書『冷泉家時雨亭叢書(第76巻)』には、冷泉家第7代当主である冷泉為和と、その子である冷泉政為の詠草集が収録されています。 これらの詠草は、当時の和歌の様相や冷泉家の歌道の伝統を伝える貴重な史料であり、中世和歌研究の基礎資料として重要な位置を占めています。叢書全体としては、国宝5点を含む約650点もの典籍・古文書類が精巧な写真版で収録されており、国文学や歴史の研究者にとって垂涎の資料集となっています。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)の内容と読みどころ
特徴1
和歌の宗家である冷泉家に伝わる貴重な典籍を、精巧な影印版で収録している点。
特徴2
冷泉家第7代当主・冷泉為和と、その子・政為の詠草集を収め、中世和歌の様相や冷泉家の歌道の伝統を直接的に知ることができる点。
特徴3
国宝や重要文化財に指定された書物が多く含まれる「冷泉家時雨亭叢書」の一巻であり、学術的価値が極めて高い点。
この本がおすすめの人
この本は、日本の古典文学、特に和歌文学や中世史を専門とする研究者、大学院生、および熱心な愛好家におすすめです。冷泉家の歌道や文化に深い関心を持つ方、藤原定家以降の和歌の変遷を原典で追いたい方にとって、第一級の資料となるでしょう。また、古文書や古写本の読解に慣れている方、日本の伝統文化や歴史的遺産に関心のある方にも、その価値を深く理解していただける内容です。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)の評判・口コミ
「冷泉家時雨亭叢書」全体として、国文学や歴史の研究者からは、長らく門外不出とされてきた冷泉家の貴重な典籍が公開された画期的な出版事業として高く評価されています。 多くの図書館や研究機関に所蔵されており、中世和歌研究の基礎資料として不可欠な存在と認識されています。 個別の巻に対するレビューは少ないものの、叢書全体の学術的価値は非常に高く、研究者にとっては「垂涎の資史料」と評されています。 冷泉家の文化遺産を後世に伝える上で、この叢書が果たした役割は大きいと言えるでしょう。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)の著者情報
本書の著者である「冷泉家時雨亭文庫」は、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫を指します。 この財団は、藤原定家の子孫であり、歌道の家として知られる冷泉家(上冷泉家)に伝わる古写本、建築、年中行事などの文化遺産を保存・活用し、冷泉流歌道を継承することを目的として1981年に設立され、2011年に公益財団法人へ移行しました。 冷泉家は、藤原俊成・定家以来、和歌の家としての格式を持ち、国宝『明月記』をはじめとする多くの貴重な典籍を現代に伝えています。 冷泉家時雨亭文庫は、これらの文化遺産を公開し、研究に供するために「冷泉家時雨亭叢書」を刊行しました。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)の出版社情報
朝日新聞出版は、2008年に朝日新聞社の出版部門が独立して設立された総合出版社です。 週刊誌『AERA』をはじめ、一般書、文芸書、実用書、ビジネス書、コミックなど、多岐にわたるジャンルの書籍を刊行しています。 「すべての人に、価値ある一冊を」をモットーに、言論・報道活動の伝統を受け継ぎつつ、新たな挑戦を続けています。 「冷泉家時雨亭叢書」は、朝日新聞社が「21世紀につなぐ文化事業」と位置付け、1992年から刊行を開始し、朝日新聞出版が発売元となっています。 この叢書は、同社が学術的・文化的に重要な出版活動にも力を入れていることを示す代表的なシリーズの一つです。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)を購入する前に確認したい情報
発売日は2007年12月01日頃、ISBNは9784022403766です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
冷泉家時雨亭叢書(第76巻)の書評まとめ
『冷泉家時雨亭叢書(第76巻)』は、日本の古典文学、特に和歌研究において極めて重要な資料です。冷泉家に伝わる貴重な詠草集を原寸大に近い形で確認できるため、専門の研究者にとっては必携の一冊と言えるでしょう。また、日本の伝統文化や歴史的遺産に関心のある読者にとっても、中世の歌人の息遣いを直接感じられる貴重な体験となるはずです。高価な書籍ではありますが、その学術的価値と資料的価値は計り知れません。

