徳川慶喜家の五代当主である山岸美喜氏が、歴史ある家の「家じまい」という重責に奮闘する日々を綴った初の単著エッセイ『葵の紋を継ぎまして。』がKADOKAWAから刊行されます。 最後の将軍・徳川慶喜の玄孫にあたる著者が、叔父である四代当主・徳川慶朝氏から託された約6000点の歴史資料と300坪の墓の預け先を探すという、前代未聞の「家じまい」の道のりを、女性当主ならではの視点と葛藤を交えながら描いています。
葵の紋を継ぎましての基本情報
| 書名 | 葵の紋を継ぎまして。 |
|---|---|
| 著者 | 山岸 美喜 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2026年06月18日頃 |
| ISBN | 9784043301027 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 1,980円(税込) |
| 楽天ブックス評価 | ★4.3(8件) |
葵の紋を継ぎましてはどんな本?
本書は、徳川慶喜家初の女性当主となった山岸美喜氏が、叔父から託された「家じまい」という大きな役割に立ち向かう姿を描いたエッセイです。 約6000点に及ぶ歴史資料や広大な墓所の整理・預け先探しといった、想像を絶する規模の「家じまい」の道のりが詳細に語られます。 嫁入りして家を離れていた著者が、突然当主となり、徳川家康の肖像画に似ているとSNSで話題になったり、メディアに注目されたりする中で、前代未聞の「女性当主」としての苦悩や葛藤も率直に綴られています。 歴史に向き合う中で見えてきた「徳川慶喜家」の真の姿や、家を継ぐことの意味、そして「現代の大政奉還」と捉える著者の思いが込められています。
葵の紋を継ぎましての内容と読みどころ
特徴1
徳川慶喜家初の女性当主として、約6000点の歴史資料と300坪の墓の「家じまい」という前代未聞の重責に奮闘する著者の姿が描かれています。
特徴2
徳川家康に似ているとSNSで話題になるなど、時の人となった著者のバタバタとした日常と、「女性当主」ならではの苦悩や葛藤が率直に綴られています。
特徴3
徳川慶喜家の歴史や家系図、歴史用語が巻頭口絵や脚注で分かりやすく解説されており、歴史に詳しくない読者でも理解を深めながら読み進められます。
この本がおすすめの人
この本は、日本の歴史、特に徳川家や幕末に興味がある方におすすめです。また、「家じまい」や「墓じまい」といった現代的なテーマに関心がある方、自身の家族やルーツについて考えるきっかけを探している方にも響く内容でしょう。 歴史上の名家の当主という特別な立場でありながら、親族間の調整や伝統の重みに悩む著者の等身大の姿は、多くの読者に共感を呼ぶ可能性があります。 エッセイ形式で読みやすく、歴史の裏側や現代に続く名家の日常を垣間見たい方にも適しています。
葵の紋を継ぎましての評判・口コミ
『葵の紋を継ぎまして。』は、楽天ブックスで8件のレビューがあり、平均評価は4.3と概ね好評です。 読書メーターなどのレビューでは、「徳川慶喜の孫の孫である著者が、家督を受け継ぎ墓じまいを任された経緯を綴ったエッセイ風読み物」として紹介されています。 多くの読者が、名門の「家じまい」というスケールの大きな話でありながらも、「人間関係の難しさ」に焦点を当てている点に共感を示しています。 「徳川家の話なんて、自分たちとは住む世界が違いすぎる」と感じるかもしれないが、ページをめくると「私たちと何も変わらない一人の女性の等身大の姿」が見えてくるという感想も見られます。 「家じまいはネガティブじゃなかった」というレビューもあり、重いテーマを温かく優しい視点で描いている点が評価されています。
葵の紋を継ぎましての著者情報
山岸美喜氏は、1968年東京都生まれの著述家で、旧公爵徳川慶喜家の第5代当主を務めています。 江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜と、会津藩主・松平容保の玄孫にあたります。 英国留学後、ジャーディン・マセソンでの勤務を経て結婚し、クラシックコンサートの企画事業を手がけてきました。 2017年に叔父である徳川慶朝氏が亡くなったことをきっかけに、慶喜家の資料整理を行い、2023年1月に第5代当主となることを公表しました。 祖母である徳川和子の手記『みみずのたわごと』を共著で出版しており、本書が初の単著エッセイとなります。
葵の紋を継ぎましての出版社情報
本書を出版するKADOKAWAは、1945年に「出版による日本文化の再建」を志して創業した出版社です。 出版事業を核としながらも、映画、アニメ、ゲーム、インターネットサービスなど多角的な事業展開を行う総合エンターテインメント企業へと成長しました。 特にライトノベルやコミック、文芸分野に強みを持ち、年間5000点以上のIP(知的財産)を創出しています。 デジタルとメディアミックスを強みとし、多様なコンテンツを国内外に発信することで、出版業界にとどまらない独自のビジネスモデルを確立しています。
葵の紋を継ぎましてを購入する前に確認したい情報
発売日は2026年06月18日頃、ISBNは9784043301027です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
葵の紋を継ぎましての書評まとめ
『葵の紋を継ぎまして。』は、歴史ある徳川慶喜家の「家じまい」という稀有な体験を通して、家族の絆や伝統、そして現代における「家」のあり方を問いかける一冊です。歴史の重みと現代の日常が交錯する中で、著者の等身大の奮闘が描かれており、歴史ファンだけでなく、自身の家族やルーツについて考えたい読者にも新たな視点を提供するでしょう。読みやすいエッセイ形式で、名家の内情を垣間見ながら、普遍的なテーマに触れることができます。


