中国の壮大な歴史の中で育まれた服飾文化は、その時代ごとの思想や社会情勢を色濃く反映しています。本書『中国服飾史図鑑 第三巻』は、石器時代から20世紀に至る約2万年にわたる中国服飾の変遷を、豊富な図版でたどる全4巻シリーズの一冊です。 本巻では、明代から清代(上)までの服飾に焦点を当て、その絢爛たる世界を詳細に解説します。
中国服飾史図鑑 第三巻の基本情報
| 書名 | 中国服飾史図鑑 第三巻 |
|---|---|
| 著者 | 黄能馥/陳娟娟/黄鋼/古田真一/栗城延江 |
| 出版社 | 国書刊行会 |
| 発売日 | 2020年10月28日頃 |
| ISBN | 9784336063144 |
| ジャンル | 人文・思想・社会 |
| 価格 | 30,800円(税込) |
中国服飾史図鑑 第三巻はどんな本?
本書は、石器時代から20世紀までの中国服飾の展開を、3000点を超える写真や図解で分かりやすく通観できるビジュアル決定版です。 衣服や冠帽はもちろん、履物、多彩な装身具、髪型、化粧、さらには埋葬時に身に着けられた玉衣服飾まで、身にまとうもの・身体を装飾するもの全般を網羅的に解説しています。 服飾品の実物だけでなく、壁画や布帛画、俑や塼彫など、服飾品がどのように身に着けられていたかを示す具体的な用例も掲載。学術的な考証により描かれた復元図や図解も豊富に収録されており、各時代の服飾デザインや文様が持つ内面的な意味を、当時の思想や社会情勢と関連付けて深く説明しています。
中国服飾史図鑑 第三巻の内容と読みどころ
特徴1
石器時代から20世紀までの中国服飾史を、3000点を超える豊富な図版で視覚的に解説しており、服飾の具体的なイメージを鮮明に把握できます。
特徴2
衣服、冠帽、履物、装身具、髪型、化粧、さらには埋葬時の玉衣服飾まで、身体を装飾するもの全般を網羅的に扱っており、多角的な視点から服飾文化を理解できます。
特徴3
服飾のデザインや文様が持つ内面的な意味を、当時の思想や社会情勢と関連付けて深く考察しており、単なる図鑑を超えた文化史資料としての価値があります。
この本がおすすめの人
この本は、中国史、東洋史、文化史、美術史の研究者や学生に特におすすめです。また、服飾史、ファッションデザイン、コスチュームデザインに関心のある専門家やクリエイターにとっても、豊富なビジュアル資料と詳細な解説は貴重なインスピレーション源となるでしょう。中国文学や中国美術に登場する服飾の背景を深く理解したい読者や、視覚資料を通じて中国の歴史と文化に触れたい一般の愛好家にも適しています。
中国服飾史図鑑 第三巻の評判・口コミ
楽天ブックスや絵本ナビではレビューが少ないですが、国書刊行会のウェブサイトではシリーズ全体が「比類なき大著」と紹介されており、その学術的価値と豊富な図版が高く評価されています。 大学図書館の蔵書にも見られ、中国服飾史研究の重要な資料として位置づけられていることがうかがえます。 「中国文学や中国史の記述に具体的なイメージを与える圧倒的な視覚資料を提供。作画や設定用資料としてクリエイターにも有用」とされており、専門家だけでなく、ビジュアル資料を求めるクリエイターからの需要も高いと考えられます。 原著『服飾中華―中華服飾七千年』の日本語版であり、中国服飾史研究の第一人者による監修・翻訳が施されている点も、信頼性を裏付けています。
中国服飾史図鑑 第三巻の著者情報
本書の編著は、中国の染織・服飾研究の専門家である黄能馥氏、中国古代の織物・刺繍の研究・分析・鑑定に長年従事した陳娟娟氏、織物・刺繍品の収蔵家であり画家でもある黄鋼氏が務めています。 日本語版の監修・翻訳は、帝塚山学院大学教授で中国絵画史を専門とする古田真一氏と、北京大学で中国哲学・考古学を専攻し、中国服飾史を専門とする栗城延江氏が担当しています。 栗城延江氏は、『中国五千年 女性装飾史』などの訳書も手掛ける中国服飾研究家として知られています。
中国服飾史図鑑 第三巻の出版社情報
国書刊行会は、1971年設立の日本の出版社です。 当初は学術資料の復刻出版を目的としていましたが、1975年の『世界幻想文学大系』刊行を契機に、海外文学、幻想文学、ミステリ、SF、ホラー、オカルト、美術書、画集など、幅広いジャンルを手掛けるようになりました。 歴史、仏教、神道、国文学といった学術書から、美麗な妖怪画の画集まで、「国書刊行会らしさ」を追求することをモットーに、質の高い書籍を刊行し続けています。 本書『中国服飾史図鑑』シリーズも、同社の得意とする東洋史・美術史分野における重要な刊行物の一つであり、その豊富な図版と学術的厳密さが出版社の特色をよく表しています。
中国服飾史図鑑 第三巻を購入する前に確認したい情報
発売日は2020年10月28日頃、ISBNは9784336063144です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。
中国服飾史図鑑 第三巻の書評まとめ
『中国服飾史図鑑 第三巻』は、中国服飾史の広範な知識を、圧倒的なビジュアル資料とともに深く掘り下げた専門書です。明代から清代(上)までの服飾文化を、単なる衣服の紹介に留まらず、当時の思想や社会背景と結びつけて解説しており、多角的な視点から理解を深めることができます。研究者やクリエイターはもちろん、中国文化に関心を持つすべての人にとって、貴重な資料となるでしょう。


