【書評】世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1|飯田 喜四郎/黒江 光彦|小学館

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『世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1』は、小学館が刊行した「世界美術大全集 西洋編」シリーズの一巻で、中世ヨーロッパの壮麗なゴシック美術に焦点を当てています。建築史家の飯田喜四郎氏と美術修復家・美術史家の黒江光彦氏が編集を担当し、フランスを中心にヨーロッパ各地に広がるゴシック様式の聖堂やその装飾の全貌を深く掘り下げています。ゴシック建築の構造美や、そこに込められた精神性を理解したい読者にとって、貴重な入門書であり、詳細な資料となるでしょう。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1の基本情報

書名 世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1
著者 飯田 喜四郎/黒江 光彦
出版社 小学館
発売日 1995年01月19日頃
ISBN 9784096010099
シリーズ 小学館版 世界美術大全集
ジャンル ホビー・スポーツ・美術
価格 30,800円(税込)

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1はどんな本?

本書は、「世界美術大全集 西洋編」の第9巻として、12世紀半ばから15世紀にかけてヨーロッパで隆盛を極めたゴシック美術の初期段階を詳述しています。特にフランスのゴシック建築に重点を置き、パリ大聖堂、サント・シャペル、サン・ドニ修道院聖堂、シャルトル大聖堂といった象徴的な建造物を中心に紹介しています。これらの大聖堂に見られる革新的な建築構造、精緻な彫刻、そして光を取り込むステンドグラスの美しさを、豊富な図版とともに解説。さらに、ドイツ、オーストリア、イタリア、イギリス、スペインなど、ヨーロッパ各地の著名なゴシック聖堂も集大成されており、地域ごとの様式の差異や発展を比較しながら鑑賞することができます。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1の内容と読みどころ

特徴1:フランス・ゴシック建築の集大成

パリ大聖堂やシャルトル大聖堂など、フランスにおけるゴシック建築の代表的な聖堂群を詳細に紹介し、その構造美と精神性を深く掘り下げています。

特徴2:多様なゴシック美術を網羅

建築だけでなく、聖堂を彩る彫刻や、光の芸術とも称されるステンドグラスなど、ゴシック美術の多様な側面を豊富な図版とともに解説しています。

特徴3:ヨーロッパ各地のゴシック聖堂

フランスに留まらず、ドイツ、オーストリア、イタリア、イギリス、スペインなど、ヨーロッパ全域にわたる著名なゴシック聖堂を集大成し、その地域ごとの特徴を比較検討できる点が魅力です。

この本がおすすめの人

本書は、ゴシック建築や中世美術に興味を持つ方、特にその壮大さと精緻さに魅了される方におすすめです。建築史や美術史を学ぶ学生や研究者にとってはもちろん、ヨーロッパの歴史的建造物を巡る旅を計画している方や、ゴシック様式の美意識を深く理解したい一般の美術愛好家にも適しています。大判の図版で、細部にわたる装飾や構造をじっくりと鑑賞したい方にも満足いただける内容です。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1の評判・口コミ

「世界美術大全集 西洋編」シリーズは、その網羅的な内容と、掲載されている図版の質の高さで広く評価されています。刊行当時としては最新の研究成果が盛り込まれており、「世界最高水準の図版を誇る画集」として専門家や愛好家から高い評価を得ています。本巻においても、ゴシック建築の複雑な構造や、彫刻、ステンドグラスの細部までを鮮明な図版で紹介しており、実物を見る機会が少ない読者にとって、その魅力を余すところなく伝える資料として重宝されています。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1の著者情報

飯田喜四郎氏は、名古屋大学名誉教授を務めた建築史家で、フランス建築史、特に中世ゴシック建築と建築保存修復学を専門としました。 フランスへの留学経験を持ち、日本における西洋建築史学の確立と建築文化財保存への貢献により、2003年に日本建築学会大賞を受賞しています。 黒江光彦氏は、美術修復家であり美術史家です。国立西洋美術館に勤務後、ベルギー王立文化財研究所で絵画修復術を研究し、独立して活動しました。 東北芸術工科大学名誉教授も務め、著書に『蘇える名画のために』などがあります。 両氏の専門知識が、本書のゴシック美術の多角的な解説に貢献しています。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1の出版社情報

小学館は、1922年(大正11年)に創業した日本の主要な総合出版社です。児童書から学習参考書、百科事典、文芸書、コミック、雑誌など、多岐にわたるジャンルの出版物を手掛けています。本書が収録されている「世界美術大全集 西洋編」は、小学館の創立70周年記念事業として1992年から1997年にかけて刊行された全28巻(別巻1)の大規模な美術全集です。 このシリーズは、先史時代から現代に至る世界の美術遺産を網羅し、当時の最新研究成果と質の高い図版で、美術史研究と一般の美術鑑賞に大きく貢献しました。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1を購入する前に確認したい情報

発売日は1995年01月19日頃、ISBNは9784096010099です。価格や在庫は変わるため、注文前に楽天ブックスの最新表示をご確認ください。

世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1の書評まとめ

『世界美術大全集 西洋編9・ゴシック1』は、中世ヨーロッパのゴシック美術、特にその建築と装飾の壮麗さに深く触れたい読者にとって、非常に価値のある一冊です。飯田喜四郎氏と黒江光彦氏という専門家による編集のもと、フランスを中心としたヨーロッパ各地のゴシック聖堂の美しさと歴史的背景を、高精細な図版と詳細な解説で学ぶことができます。美術史の専門家から、ゴシック様式の魅力を探求したい一般の愛好家まで、幅広い層に推奨できる資料性の高い書籍です。

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